今、使える力を使わせて、「合っていたらしい・・・」と思わせる体験です。

初めての筆算のひき算  { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 10 \\ -\:\:\: 4 \\ \hline \end{array} }} \\  に、

自力で答えを   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:10 \\ -\:\:\:\: 4\\ \hline \:\:\:\:6\end{array} }} \\  と出して、

でも、消してから、

答え 6 の消し跡が残った  { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 10 \\ -\:\:\: 4 \\ \hline \end{array} }} \\  を、

「分からない」と聞く子です。

 

聞かれたこちらは、

アレコレ言いたい気持ちを抑えて、

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 10 \\ -\:\:\: 4 \\ \hline \end{array} }} \\  の消し跡 6 を示して、

「合っている」と、

ボソッと一言だけ、

しかも、小さな声で、言います。

 

 

消し跡 6 を示して、

「合っている」と言うだけの指導は、

できそうで、

実際に、できない指導です。

 

消してしまった子に、

「消さない」と言いたくなります。

 

あるいは、

「間違えていると思ったの?」と、

聞きたくなります。

 

 

大事なことは、

子どもが、今現在、使える力を、

使って答えを出すことです。

 

初めての筆算のひき算  { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 10 \\ -\:\:\: 4 \\ \hline \end{array} }} \\  に、

自力で答え   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:10 \\ -\:\:\:\: 4\\ \hline \:\:\:\:6\end{array} }} \\  を出すことは、

今現在、使える力です。

 

答え 6 の消し跡が残るような消し方も、

今現在、使える力です。

 

消し跡 6 を示されて、

「合っている」と言われたら、

「6 で正しかった」と思うことも、

今現在、使える力です。

 

消し跡 6 をなぞって、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:10 \\ -\:\:\:\: 4\\ \hline \:\:\:\:6\end{array} }} \\  と書くことも、

今現在、使える力です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -2207)、(+-  {\normalsize {α}} -1267)