2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

17 と 34 を分母にする分数のたし算の答えを、1~2分間のリードで出してしまいます。答えを出すことだけに絞れば、こうできます。子どもは深い集中のまま、こちらの計算の実況中継を見ていて、17 と 34 の扱い方をつかみます。

分数のたし算 += で、 子どもの計算が止まっています。 自力で計算できないようです。 見慣れない分母 17 や、34 に、 戸惑ってしまい、 こちらに聞くこともできないで、 ただジッとしています。 自力で計算しようとしても、 まったく手が付かないとき…

2けたの数の筆算のたし算は、さまざまな事を、決められた順に行うことで、答えを出します。子どもの 4つの側面 : 肉体、精神、知性、社会情緒のそれぞれの潜在脳力が、刺激されて、顕在化します。知性面だけではありません。

の答えを、 自力で出すために、 子どもは次のようなことを、 順にします。 ① 2つの 5 だけを見ます。 8 や、1 を見ません。 ② 5+5=10 と足します。 ③ と書きます。 ④ 1 を、 次の計算の答えに足すために、 その時まで、覚えておきます。 ⑤ の 8 …

5+1= のようなたし算の答えの出し方を、10問前後子どもに見せれば、自力で計算し始めます。1問を 5~6秒で見せることができますから、60秒(1分)くらいの近い未来にこうなります。この経験上の事実を利用して教えます。

5+1= の答えの出し方を、教えます。 子どもは、 目の前の問題 5+1= を、見ています。 この子どもが見ている 5+1= の 5 を無言で示して、 「ご」と声に出して読み、 1 を無言で示して、 「ろく」と、 5 の次の数 6 を声に出して言い、 = の…

繰り下がりのある 2けたのひき算が初めての子に教えます。「答えの出し方」だけに、狭く絞ります。「そのように計算できる理由」は、計算できるようになってから教えると、子どもの負担が軽くて、理解も深くなります。

のような繰り下がりのあるひき算の 答えの出し方の教え方を、 詳しく話します。 教える内容は、 答えの出し方だけです。 そのように計算する理由を、 教える対象にしていません。 ① 答えの出し方。 ② そのように計算できる理由。 この 2つを同時に教えると…

1 を借りる帯分数のひき算は、帯分数の大きさの間違えている感覚を生み出します。繰り返し計算することで、自然に修正されます。

帯分数のひき算 1-= を計算します。 1-=-= です。 帯分数 1 から、 真分数 を引いて、 答え です。 さて、 このような 1 を借りる分数のひき算で、 多くの子が、 次のような間違えた感覚になります。 を引いたはずなのに、 引くと小さくなるはずな…