2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
見せることができることを、 見せることで、 子どもはまねすることができます。 「見せること」は、 こちら自身のできることです。 「まねすること」は、 子ども自身のできることです。 できることを ひたすら繰り返すと、 人の生まれながらに授かる不思議な…
暗算形式 8×125= を、 筆算で書けば、 です。 の計算は、 125 の一の位の 5 から、 上向きに 8 を見て、 5×8=40 と掛けて、 と書いて、 4 を覚えて、 125 の十の位の 2 から、 上向きに 8 を見て、 2×8=16 と掛けて、 覚えている …
数唱を唱えられるようになり、 数字を読むことができるようになり、 数字を書くことができるようになった子が、 初めてのたし算 3+1= を見ます。 子どもの目に見える 3 を、 「さん」と読むことができます。 1 を、 「いち」と読むことができます。 +…
筆算のたし算 の答えを、 左の十の位から足す子に、 右の一の位から足すことを教えたとき、 子どもに、 強く抵抗されることがあります。 あってはならないことなのですが、 この子は、 筆算のたし算 の答えの出し方を、 初めて習うとき、 取り残されてしまっ…
「3けた×1けた」の のような 答えの出し方を、 2 と 4 を示して、 「にしがはち(2×4=8)」と言って、 2 の真下を示して、 「ここ、はち(8)」と言うような 実況中継型リードをすれば、 こちらが、頭の中でしていることを 子どもに見せることがで…
四則混合の計算で、 子どもが修得する力は、2つです。 ① 計算する前に計算順を決める力。 ② それぞれの計算の流れを 瞬時に思い出す力。 教えることが容易で、 獲得することが速いのが、 計算する前に計算順を決める力です。 例えば、 3×(5-3)= や、…
筆算のひき算 50問の途中 で、 計算から離れて、 余白に、いたずら書きをしている子の 今も使える「出すことができること」を見付けて、 利用します。 この子は、鉛筆を持って、 余白に、いたずら書きをしていますから、 ① 鉛筆を持つこと、 ② 問題 を見る…
主体性の率先力も、 頭の中で何をどのようにするのかを決める力も、 「何をするのか」や、 「どのようにするのかを」選ぶ力、 つまり、 選択の自由の力を、 人は、生まれながらに授かっています。 授かっていることはいるのですけれど、 力は弱いので、 繰り…
50問の途中で、 いたずら書きをしています。 「まただ」、 「この子は、どうしてこうなのだろうか?」とすると、 子どもの理解の仕方を間違えます。 この子は、 いたずら書きをすることを選んで、 そうして、 いたずら書きをしているだけなのです。 「そう…
「難しさ」は、 比べた結果感じます。 例えば、 暗算形式 832-356= のひき算は、 筆算のひき算 よりも、 「難しさ」を感じるようです。 だから、 この「難しさ」の違いを利用して、 筆算のひき算 に、 「難しさ」を感じている子に、 暗算形式 832…
16÷2= の答え 8 を 2の段の九九を利用して出す方法を 子どもの内面のリーダーに、 実況中継型リードを見せて教えます。 子どもの内面のリーダーの 得意とする学び方は 見て、まねする学び方です。 子どもの内面のリーダーは、 子ども自身をリードして…
子どもの内面に 子どもをリードするリーダーがいます。 子どもの内面のリーダーと、 リーダーにリードされて動く子ども自身の 二役を、 子どもはしています。 この一人二役を どの子もしているから、 さまざまなことを学べます。 どの子も授かっている 独自…
答えの出し方を 子どもから聞かれたら、 次の 1ステップだけを教えます。 教え方は、 実況中継型リードを中心にして、 答えを出すための次の 1ステップを こちらが、やって見せます。 目的は、 子どもの内面の 自力で答えを出すためのリーダーを 確実に育…
のような「2けた×1けた」の 筆算のかけ算の答えの出し方を、 1問、15秒前後の速いスピードの 実況中継型リードを見せて教えます。 例えば、 の 3 と 9 を示して、 「さんくにじゅうしち(3×9=27)」と言って、 3 の真下を示して、 「しち(7)…
( + )÷1= のような四則混合で、 正しい答えを出せなくなっているのは、 今です。 計算する前に計算順を決めることと、 一つ一つの計算を 別々の余白で計算するような答えの出し方を 実況中継型リードで教えて、 正しい答えを出せるように育つのは、 今…
子どものこちらへの依存をゼロにする 具体的な方法が、 こちらが、 目の前の計算問題の答えを出すことに 主体性の率先力で取り組む様子を ただ見せることです。 まず、 こちらは、 計算問題だけを見ることです。 子どもを指導して、 自力で答えを出すことが…
7+4= の答え 11 を、 こちらが出すとき、 実際に行っていることです。 7+4= の 7 を見て、 7 の次の 8 から数え始めると決めて、 +4 の 4 を見て、 4回、数えると決めて、 8、9、10、11 と数えます。 これが、 実際に行っていること…
4+7= 、8+5= のたし算 100問の途中で、 集中が切れて、止まっている子を見たら、 子どもに対する相手メッセージを出しません。 ひたすら、 こちら自身の自分メッセージだけを出します。 例えば、 この子に、 「どうしたの?」、 「答えを出せるで…
算数の計算中に、 子どもは集中を 意外と多く、切らします。 集中は切れるものなのです。 切れた集中を 子どもが自力で戻すように育つと、 見た目、少しずつ、 集中が続いているように見えます。 集中が切れている時間が長ければ、 ズ~ッと切れているように…
暗算のたし算 9+3=、8+5= には、 力のレベルの違いがあります。 暗算のたし算 9+3=、8+5= の答えを、 9+3= の 9 から、 10、11、12 と 3回数えて出すレベルが、 一番低いレベルです。 少し先に進んで、 9+3= を見たら、答え…
乳幼児や、 小学低学年の大多数の子の 育ちの扉は、開いています。 だから、 ドンドン学び、 ドンドン育ちます。 そして、面白いことに、 乳幼児や、小学低学年の子の学びは、 主として、 まねすることです。 こちらが、 見本を見せれば、 勝手にまねします…
分数計算の答えの出し方を教えます。 教える目的は、 自力で答えを出せるようになることです。 さて、 分数のさまざま計算は、 新しい計算ではありません。 すでに修得済みの計算の種類、 たし算と、 ひき算と、 かけ算と、 わり算の組み合わせです。 利用す…
子どもの真後ろから、 赤色のペンを突き出して、 7+5= の 7 を示して、 「しち」と言って、 +5 の 5 を示して、 「8、9、10、11、12」と言って、 = の右の余白を示して、 「ここ、じゅうに(12)」と言うような 実況中継型リードを見せて…
誤答 3+1=4=5=6 を、 消さないで残したまま、 初めから計算し直して、 答えが出る度に、 子どもの答えと見比べる直し方を、 実況中継型リードで教えます。 例えば、 3+1= の整数部分の 3 と 1 を示して、 3+1=4 と言って、 子どもの答え…
のような「2けた×1けた」の問題に、 こちらは、 こちら自身が、かつて、 自力でつかんだ答えを出すまでの一連の流れ、 つまり、 答えを出すまでの一連のやることの 何らかのまとまりで、 答えを出しています。 何らかのまとまりに こちら自身がリードされ…
8+4=、9+7=、6+5= のような たし算の問題を見たら、 その答えが、勝手に浮かんでしまう とても不思議な力は、 子どもが、 自力でつかむしたないのです。 つかむまでは、 何らかのやり方で たし算の答えを出すことになります。 例えば、 数唱を利…
8+4=、9+7=、6+5=、・・・・・・。 たし算 100問の途中で、 集中を切らせてボ~ッとすることや、 嫌そうにダラダラと計算することを、 続けている子です。 この子の答えの出し方は、 例えば、8+4= でしたら、 8 の次の 9 から、 +4 の 4回…
気持ち(感情)と体の動きは、 とても不思議なことに、 一体になっています。 うつむき加減になって、 顔の筋肉を動かして、仏頂面を作って、 短くて浅い呼吸にすれば、 落ち込んだ気持ちになれます。 上を向いて、 顔の筋肉を動かして、笑顔を作って、 長く…
子どもの真後ろに立ち、 ペンを持った右手を突き出して、 8+5= の 8 を示して、 早口で、 「はち」と言って、 5 を示して、 早口で、 「く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん」と言って、 = の右を示して、 「ここ、じゅうさん(13)」と…
子どもの真後ろに立ち、 ペンを持った右手を突き出して、 8+5= の 8 を示して、 早口で、「はち」と言って、 5 を示して、 早口で、「く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん」と言って、 = の右を示して、 「ここ、じゅうさん(13)」と、 …