2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小数の筆算のかけ算は、2段階に計算します。① 小数点を無視して計算します。② 答えに、小数点を付けます。

小数点の付いた筆算のかけ算です。 例えば、 は、 に、 小数点が付いただけです。 さて、 の計算は、 その一部分の を 先に計算します。 4×8=32 の 2 を書いて、 3 を覚えて、 4×3=12 に、3 を足して、 12+3=15 にして、書きます。 です…

「やってしまおう」と、何となくであっても、先に決めて、たし算 100問を計算しています。途中で、集中が切れていたら、この子が決めた「やってしまおう」の気持ちを手伝います。

7+6= 、9+3= 、8+4= 、・・・のような たし算 100問を計算中の子が、 たし算への集中を途切らせて、 ボ~ッとしています。 この子は、 このようなたし算 100問を 計算し始めるとき、 「計算しよう」や、 「やってしまおう」のように、 何をど…

繰り上がりのある虫食い算は、普通のたし算の繰り上がりと同じように、シンプルなパターンで計算できます。

の足す数 25 を隠すと、 です。 の答え 91 が書いてないのが、 普通の計算問題 : です。 子どもの見慣れた計算問題です。 を、 楽にスラスラと、 と計算できる子に、 を計算させます。 の足す数 25 を、 〇〇 と書いただけなのが、 と気が付けば、 自…

繰り下がりのある虫食い算を教えるこちらは、頭の中に、元のひき算をイメージしています。

繰り下がりのある虫食い算 の 答えの出し方を教えます。 次のような 実況中継型リードがお勧めです。 の一の位の 5 と、〇 と、6 を、この順に示して、 「5-〇=6 と、できない」、 「15-〇=6 の 〇 、9」と言い、 〇 を示して、 「く(9)」と…

繰り下がり計算のある虫食い算は、虫食い算ではない繰り下がりのひき算と、同じように計算するだけです。

は、 を、 虫食い算にしている問題です。 の引く数 29 を、 〇〇 にして、 虫食い算 にしています。 の一の位のひき算は、 「5-9= 、引けない」、 「15-9=6」と計算します。 の十の位のひき算は、 「8 を、1 減らして、7」、 「7-2=5」…

約分の問題に、仮分数を整数に変える計算を使います。自力で答えを出したことを、認めるようにします。

約分の問題 = に、 =2 と計算します。 間違えています。 ですが、 自力で計算しています。 この子の内面のリーダーが、 この子をリードして、 =2 と計算しています。 自力で答えを出すことは 計算問題を練習するとき 最も重要なことです。 子どもは、 …

「嫌だなぁ」と、ダラダラとした計算が、組です。「何やら面白い」と、テキパキとした計算が、組です。動きを変えれば、気持ちも変わります。動きを変える体験をさせれば、スッと理解できます。

「気持ち(感情)」と、 「体(動作)」は、 一組です。 例えば、 「あ~ぁ、嫌だなぁ」と、 8+4= 、6+7= 、4+5= 、 ・・・・・・のような たし算 100問を練習している子が、 心に感じていれば、 「ダラダラ」とした動きになります。 あくびが出ま…

教えることが難しい「夢中になって計算すること」を、確実に育ててしまう教え方です。少しの手間は掛かります。

たし算を夢中になって計算すれば、 計算のスピードが、 自然に速くなります。 子どもが、 夢中になって計算することを、 次のような実況中継を見せ続けるだけで、 教えることができます。 例えば、 6+5=、4+9=、7+4=、8+6=、 ・・・・・・のような…

筆算のかけ算 406×38 を、「どうやるのですか?」と聞かれて、「即」、どこを見て、どのような計算をして、その答えをどこにどのように書くのかだけを、こちらがやって見せます。こうすれば、子どもは、自分の計算として理解します。

の答え 15428 を、 自力で出せない子から、 「どうやるのですか?」と聞かれます。 同じような問題 の答え 10962 は、 自力で出しています。 ですから、 計算自体の流れは、 分かっている子です。 「どうやるのですか?」と聞かれて 「即」、 の答…

345+819= を、このまま計算して答えを出すことができます。それぞれの位に、同じようなパターンを繰り返すだけです。

345+819= は、 シンプルなパターンを繰り返します。 筆算 に、 書き換えないで、 このまま計算して、 答えを出すことができます。 繰り返されるパターンは、 次のようなシンプルな内容です。 ① 一の位を計算するパターンです。 一の位の 5 と 9 を…

1 を足すたし算 +1 は、「いち、に、さん、し、ご、・・・」と、順に唱える数唱の、次の数とすれば自然です。さて、2 を足すたし算 +2 は、数唱でも答えを出せます。自然ではありません。

1 を足す +1 のたし算は、 数唱の次の数が自然です。 5+1= を、 1 を足すたし算としないで、 数唱の 5 の次の 6 とするだけのことです。 何かの対象を、 5個と、1個にして、 合わせていくつとできます。 あるいは、 何かの列を、 前から数えて …

計算する前の子に、「計算順?」と聞いて、計算順を決めさせることを繰り返せば、子どもは必ず、四則混合の問題を計算する前に、計算順を決めることが習慣になります。

四則混合の習い始めから、 計算する前に、 計算順を決めさせます。 計算順を決めるルールは、 3つです。 ① かっこの中。 ② かけ算と、わり算。 ③ たし算と、ひき算。 とてもシンプルなルールです。 8-(7-4)= や、 (7-3)×5= のような 習い始…

消しゴムを持って、消そうとしている子の動きを、計算し直すことに、瞬時に入れ替えることができます。「消さない!」と言わなくても、こうできます。

3けたの筆算のたし算の誤答 : の直し方の かなり強い指導です。 間違えた答え 224 を 消させません。 消させないことに 強い指導をします。 でも、 「消さない!」のような 否定する言葉で制しません。 「消す」と決めている子に、 最初の計算 6+8=…

「今」の力を少し工夫すれば、答えを出すことができる「次」があります。「今」が「次」、「今」が「次」とつなげることができます。

算数の計算問題を 「今」の力が 「次」に広がるように並べることができます。 「今」の力を、 少し工夫するだけで、 「次」の答えを出すことができるような 並べ方をできます。 例えば、 「今」の力を、 数唱と、 数字の読みと、 数字の書きの 3つとします…

問題 3+1= 自体が、すべきことまで含んでいます。算数の記号の力です。

3+1= は、 これだけで、 見る子に すべきことを指示しています。 3 に、1 を足して、 その答え 4 を、 = の右に書きなさいのような 明確な指示です。 でも、 言葉で書かれていません。 ただ、 3+1= が書いてあるだけです。 もちろん、 「計算し…

筆算のたし算 28+15 や、26+13 を、一の位からではなくて、十の位から計算する子です。繰り上がりがあろうが、なかろうが、最初のたし算 2+1=3 の答え 3 を、一時的に覚えます。

や、 を、 左から計算する子です。 左からの計算に慣れていますから、 速いスピードで答えを出します。 でしたら、 左から、 2+1=3 と足して、 続いて、 8+5=13 と足して、 繰り上がりがあるので、 十の位のたし算の答え 3 を 1 増やして、 4 …

四則混合 1-2÷3= は、一つ一つの計算を、習った覚えがあるくらいの記憶で、ハッキリと思い出せないのです。難しい計算です。

四則混合 1-2÷3= を、 基本的な計算の流れに従って、 計算する子です。 まず、 計算順を決めます。 ① 右の ÷ 、 ② 左の - の順です。 そして、 最初の計算をします。 2÷3= です。 これは、 できそうで、 できない難しい計算です。 この子は、 この …

「明らかに、できるだろう」と思われる計算を、「どうやるのですか?」と聞かれても、アレコレ考えないで、「即」、教えてしまうのが、とても重要なコツです。

の答えは、 10962 です。 自力で答えを出すことができる子です。 の答えは、 15428 です。 自力で答えを出せません。 でも、 自力で答えを出したい気持ちが強くて、 「どうやるのですか?」と聞きます。 こう聞かれたら、 こちらは、 「即」、 の…

四則混合の計算の流れは、シンプルです。計算順を決めて、決めた順に、一つずつ計算します。これだけです。

1-2÷3= は、 ひき算と、 わり算が、 1つの式の中にあります。 四則混合といいます。 たし算、 ひき算、 かけ算、 わり算の 4つの計算を 合わせて、「四則」と言います。 そして、 1-2÷3= は、 ひき算と、 わり算が、 混ざっていますから、 「混…

繰り下がりの筆算のひき算 50問の途中で、いたずら書きをしていることに気付いたら、「即」、こちらがリードして、止まっている問題 32-15 の答えを出させてしまいます。いたずら書きは、子どもが、すぐ、やめます。

のような繰り下がりのひき算を 50問、 練習している途中で、 計算から離れて、 いたずら書きをしている子です。 「答えを出していない」とだけ見て、 「即」、 この子の背後から、 子どもの肩越しに ペンを持ったこちらの手を伸ばして、 止まっている計算 …

四則混合の初歩の計算から、計算する前に、計算順を決めさせることで、このこと自体が習慣になります。

8-(7-4)= 、 3×(5-3)= 、 (6+12)÷3= のような かっこ ( ) の中の計算が優先の ルールの練習から、 計算する前に、 計算順を決めさせます。 わざわざ、 計算する前の子に、 「計算順?」と、 こちらから聞くまでもなく、 8-(7-…

筆算の 32-15 のような繰り下がりのあるひき算の練習の途中で、いたずら書きをしています。いたずら書きに触れることなく、答えを出すことに戻すリードがあります。

のような 繰り下がりのひき算 50問を計算中の子が、 計算から離れて、 いたずら書きをしています。 計算から逃げて、 いたずら書きをしていると、 いたずら書きを中心に この子を見る見方があります。 計算していないと、 答えを出すことを中心に この子を…

たし算の初歩 3+1= のような 1 を足すたし算から、「今」の力で、「次」の答えを出すような順に、すべての計算問題を並べることができます。

「今」の力 : 数唱、 数字の読み、 数字の書きとします。 この「今」の力を利用して、 3+1= の答え 4 を出します。 これが、 この「今」の力で計算できる「次」です。 例えば、 3+1= は、 3 を見て、 「さん」と読み、 1 を見て、 「さん」から …

24÷2= や、40÷10= を、「分からない」と聞かれたら、「即」、答えの出し方を教えます。自力で答えを出したい気持ちが強いうちに、教えてしまうのがコツです。

24÷2= や、 40÷10= に、 「分からない」と聞く子は、 自力で答えを出そうとしています。 聞き方は、 「分からない」のように 幼稚です。 でもそれは聞き方の問題です。 聞き方が幼稚でも、 自力で答えを出そうとしていることは確かです。 聞いてで…

「今」の練習を十分にすれば、「今」を、「次」を計算するために、少し応用する力が育ちます。

「今」の力を、 数唱、 数字の読み、 数字の書きとします。 数唱は、 「いち、に、さん、し、ご、・・・」と、 数を順に唱えることです。 数字の読みと、書きは、 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、・・・を 読むことができることと、 書くことができる…

答えの出し方が分からない 63×4= を、聞いて答えを出そうとします。少し主体性が育っています。しかし、何も書かないまま、何から何まで教えてもらおうとする甘えです。

計算問題 63×4= に、 何も書かないで、 ただ「分からない」と聞く子です。 答えを出せないとき、 聞くこともできなくて、 何もしないで、 ただジッと助けを待つレベルを、 この子は、 乗り越えています。 ですから、 「分からない」と聞く子は、 内面が…

かなり複雑な四則混合の問題であっても、どの子も、アレコレと迷うことなく、確実に答えを出せるチョットしたコツがあります。それが、計算する前に計算順を決めさせることです。

複雑な四則混合 例えば、 ( 3+2 )÷-( 4+1 )= を 誰もが 計算の仕方に迷うことなく 確実に答えを出せる方法があります。 それが、 ① 計算する前に計算順を決めることと、 ② 決めた計算順に従って、 1つずつ順に計算すること、 この 2つです。 …

7+6= のようなたし算の答えの出し方に、閾値型の大変化が起こります。問題を見ただけで、答え 13 が出るようになる変化が起こります。

7+6=、9+3=、8+2=、・・・・・・。 このようなたし算の答えの出し方に、 閾値型の変化が起こります。 7+6= の 7 の次の 8 から、 8、9、10、11、12、13 と 6回数えて、 答え 13 を出します。 9+3= の 9 の次の 10 から、 1…

8+6= の答えの出し方を、言葉で説明されて、理解できても、「理解させられた」の依存です。応用することが難しいのです。こちらが自力で答えを出している様子を見せられるだけでしたら、100% 自力で、答えの出し方を探ります。すぐに、応用できます。

8+6= の答えの出し方を教えます。 + の左の 8 を見て、 「はち」と読み、 + の右の 6 を見て、 6回、 「はち」の次の「く」から、 「く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし」と、 数えて、 答え 「じゅうし(14)」を出します…

「自力で」答えを出すことや、「自力で」一定の速いスピードで計算することを、子どもに教えます。だから、子どもは、「自力で」答えを出して、「自力で」一定の速いスピードで計算します。

計算の答えの出し方を 子どもに教えます。 教えることは、 ① 自力で答えを出せることと、 ② 自力で、 一定の速いスピードで計算することです。 ところが、 自力で、 答えを出すことや、 自力で、 一定の速いスピードで計算することは、 言葉で教えにくい対象…