2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

暗算のたし算を繰り返し計算します。退屈です。何回も逃げます。逃げたことを認め、受け入れ、逃げた先で手伝います。

暗算のたし算のゴールは、 7+8 のような問題を見ただけで、 頭に答え15が浮かぶようになることです。 数えれば、 答えが出ます。 7+8 を、 7を「しち」と読み、 「はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご」と8回…

筆算のかけ算に繰り上がりのたし算が出ます。九九とたし算の違う計算をします。戸惑います。

のような筆算のかけ算に、 繰り上がりのたし算が出ます。 4×7=28 の2が繰り上がり数です。 この2を、4×9=36 に足します。 36+2 の繰り上がりのたし算です。 九九もたし算も、 楽にスラスラとできます。 でも、 難しさを感じて戸惑います。 …

大きな分母の帯分数を、仮分数に変えます。計算をリードします。

帯分数 2 を、 仮分数に変えます。 計算は、14×2 の答え28に、 3を足して、28+3=31 です。 14×2 のかけ算が、 できそうでできません。 筆算のかけ算 の計算でしたら、 楽にスラスラとできる子です。 2 の余白に、 を書いて、 筆算のかけ算…

普通、できないから、できるまで教えます。普通ではありませんが、できるを、もっとよくできるまで教える教え方があります。

「できない」を「できる」に変えるために、 教えます。 これが普通です。 3+1 や、6+1 のたし算を、 初めて習います。 できません。 だから、 「たし算を計算できない」が、 「計算できる」になるまで教えます。 子どもに計算の見本を見せる教え方をし…

約数を探しにくい約分を、リードして教えます。

約分の問題 の約数の探し方を、 リードして教えます。 約分の問題です。 約分できると分かっています。 は、約分できるのですから、 分子17は、何かで割れます。 17を割る数は、 17だけです。 これから、 は、17で約分できると分かります。 だから、…

子どもは自然にたし算の指を使わなくなります。そうなるのを待ちます。

7+8 を見ただけで、 答え15が頭に浮かぶ感覚があります。 暗算のたし算の感覚です。 子どもは、この感覚を 自力でつかまなければなりません。 この不思議な感覚を、 言葉で説明しようとしてもできません。 頭にたし算の答えが浮かぶでは、 説明になりま…

ウッカリミスを、速いスピードのリードで直します。

分数のひき算 2-1 を、 =2-1=1 と計算しています。 間違えています。 ウッカリミスです。 正しい答え 1 を教えられたら、 計算した答え 1 と見比べて、 分子 11 をミスしていると分かります。 ミスした分子 11 は、 その前の 2-1 の分子、…

筆算のかけ算の計算の仕方を子どもがつかむ手伝いです。

の筆算のかけ算を、 リードして計算します。 既に持っている計算の力を工夫して、 自力で計算できるようなリードで計算します。 九九の1つの段を6秒で言うことができます。 この速さになると、 九九を見たら、 その答えが頭に浮かびます。 既にこのような…

分数のたし算の共通分母が、大きすぎます。共通分母を計算し直します。

5+=5+=5=5 と、 子どもが計算しています。 計算そのものは正しくできています。 でも、共通分母が大きすぎます。 8が、最小の共通分母です。 4と8の最小公倍数です。 普通、 共通分母24は、大きすぎると、 言葉で教えたくなります。 最小の共…

約分で、「まだ、できる」と気付くようになれば、できなくなる(既約分数)まで計算できます。

= と、 子どもが計算します。 正しく計算できていますが、 まだ約分できます。 「まだ、できる」と、 言葉で教えたくなります。 この「まだ、できる」は、 子どもが、自分の内面で、 自分に話す言葉です。 外から聞こえると、 頼るようになります。 甘えて…

「嫌だな」や、「難しくてできない」と感じた子どもの気持ちを、「できる」に入れ替えることができます。

算数や数学の問題を計算している子が、 「同じことの繰り返しだ。嫌だな」や、 「あ~っ、だめだ。難しくてできない」と、 思うときがあります。 4+3 を、 「し」から、 「ご、ろく、しち」と、 指で数える計算を繰り返すとき、 退屈さを感じます。 「嫌…

9+6 のようなたし算の答え15が、頭に浮かぶようになります。この変化を受け入れるまで時間がかかります。

7+4 や 9+6 のようなたし算を、 指で数えて計算します。 7+4 の7を「しち」と読み、 「はち、く、じゅう、じゅういち」と、 指で4回数えて、 答え11を出します。 9+6 の9を「く」と読み、 「じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じ…

帯分数を仮分数に変える計算を、忘れることがあります。忘れたら覚え直すことを繰り返します。

×2 の分数のかけ算で、 2= の計算を忘れていることがあります。 帯分数 2 を、 仮分数 に変える計算です。 2 の横(整数部分)の2と、 分母3を掛けて、 2×3=6 です。 この6に、 分子2を足して、 6+2=8 です。 この計算を忘れていたら、 す…

筆算のかけ算の計算の仕方を教えます。計算だけに絞って教えます。

のような筆算のかけ算の 計算の仕方を教えます。 習う子が「どのように計算するの?」と、 何を習うのかを絞っていれば、 スッと習得できます。 こうできる子は、 計算の仕方を習うと、 習う前に決めています。 まず、 計算の仕方を知ろうとしています。 だ…

分数のひき算を正しく計算しています。でも、約分を忘れています。リードして教えます。

6-5=6-5 =5-5= と計算しました。 通分も、 1を借りて引けるようにすることも、 ひき算も すべて正しくできています。 でも、 は、4で約分できます。 が、 約分していません。 気付いていないとみて、 「約分できる!」や、 「約分して!」と教…

見本をまねして、計算させます。計算した子どもに、「どうやったの?」と聞きます。先に、子どもを信じると決めている教え方です。

見本:=2 を見て、 同じように計算できると、 子どもを信じています。 このように信じているこちらが、 を計算するように誘います。 「信じている」と言われていませんが、 信じられていると分かっている子は、 計算してしまいます。 =3 と計算した子に…

子どもの計算する力、考える力、まねする力を、あるものとして信じます。

2+1 のたし算に、 2を示して、 「に」と言います。 続いて、 1を示して、 「さん」と言います。 2+1 の答え3が出ます。 子どもを信じている教え方です。 目の前の子は、 数字を読むことができます。 書くことができます。 「いち、に、さん、し、ご…

分数のひき算で、1を借りたのに、1を減らさない間違いをリードします。

4-3=4-3=1=1 と 計算しています。 間違えています。 自力で気付きにくいミスです。 リードして正してしまいます。 4-3 のひき算は、 分母が10にそろっています。 分子の3から7を引きますが、 引けません。 1を借りて、 引けるようにしま…

指で数える前に答えが出ています。この大きな変化が子どもに起こります。子どもには、受け入れがたい変化です。

7+8 を見ただけで、 答え15を出してしまう力を つかめそうな子がいます。 もう一歩でつかめそうです。 そうなのですが、 このもう一歩の手前で 立ちすくんでいます。 もう一歩を進めません。 こういうことがあります。 こうなる前のこの子は、 6+5 …

小3の7月と8月の2か月で、言えなかった九九を、言えるようになりました。「今できること」を繰り返しただけです。

九九を言えなかった小3が、 7月と8月の2か月間で、 言えるようになりました。 「にいちがに」、「ににんがし」、「にさんがろく」、 「にしがはち」、「にごじゅう」、「にろくじゅうに」、 「にしちじゅうし」、「にはちじゅうろく」、「にくじゅうはち…

分数のひき算で、そのまま引けるのに、1を借りることがあります。間違えています。

2- のひき算は、 このまま引くことができます。 分子の3から2を引いて、 1です。 2-=2 と計算できます。 でも、 2-=1- と 1を借りることがあります。 1を借りなくていいのに、 借りています。 間違えています。 ズバリと教えると、 子どもは…

「豊かな計算の仕方」と、「貧しい計算の仕方」があります。

言葉を置き換えるだけで 説明になりませんが、 「豊かな心」の子どもは、 「豊かな計算の仕方」をします。 「貧しい心」の子どもは、 「貧しい計算の仕方」をします。 経済的な豊かさや、 経済的な貧しさではありません。 経済的に豊かでも、 「貧しい心」の…

目の前の子どもの悪さを見ません。とてもいいときの子どもを想像して、心に映します。

目の前の子どもが、 「少しも集中できていない」や、 「ボ~ッとしてなかなか計算しない」 ときがあります。 3+6 や 8+6 のたし算を、 指で数えて計算する子です。 3+6 の3を「さん」と読んでから、 「し、ご、ろく、しち、はち、く」と、 指で6…

「正しく計算したはずなのに × が付いた。どうして?」と、不服そうな子どもの間違い直しを手伝います。

+2=+2=2 と計算して、 ×(バツ) が付きます。 「できているはずなのに?」と、 子どもは不服そうです。 そして、 「どこが違うのですか?」と、 不満そうに聞きます。 子どもの目の前で、 ブツブツとつぶやきながら、 計算し直します。 子どもの計算…

たし算の指は少しずつ取れます。間違えるようになった後、すべての指が取れます。

8+6 のようなたし算を、 指で数えて計算します。 8を「はち」と読み、 「く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし」と、 指で6回数えて、 答え14を出します。 指で数える計算を 繰り返すと、 やがて大きな変化が起こります。 問題を…

2や4の整数を工夫して、分数のかけ算を計算します。工夫の仕方を、何回も、忘れては思い出します。

2×4 は、 このままでは計算できません。 2と4を少し工夫してから計算します。 ちょっとした工夫です。 でも、 忘れることがあります。 まず、 2×4 の2の工夫の仕方です。 2×3=6 と掛けて、 6+1=7 と足して、 2 を、 の仮分数に変えます。 …

九九を覚えるのは子どもです。こちらは、覚える努力が続くように手伝います。

小3の夏休みに 九九を言えない子がいました。 2の段や5の段もあいまいで、 正しく言えませんでした。 でも、 覚えたい気持ちはありました。 気持ちはあったのですが、 覚えるまで努力しなかったようでした。 「九九を覚えるまで、 この子の努力が続くよう…

この子は、わ(=)を、計算した答えを書く記号と理解しています。

8-×5 =×=1 =7-1 =6 のような 「わ(=)」の使い方をします。 最初の「わ(=)」は、 間違えた使い方です。 でも計算は、 正しくできています。 8-×5 は、 かけ算(×)が先です。 その次に、 ひき算(-)です。 正しい計算の順番で計算して…

子どもを信じます。子どもが何をしても信じます。先に「子どもを信じる」と決めて信じます。

6+4 を 指で数えて計算する子です。 6+4 の6を「ろく」と読み、 「しち、はち、く、じゅう」と、 指で4回数えて、 答え10を出します。 指で数える計算に慣れています。 楽に計算できます。 ですが今日は、 ボ~ッとして頬づえを突いて、 計算して…

たし算を指で数えて計算します。するとやがて、指で数える前に答えが浮かぶ大きな変化が起こります。こうなるまで繰り返し計算します。ヒーローです。

7+8 の7を「しち」と読み、 「はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご」と、 指で8回数えて、 答え15を計算しています。 もう長いこと、 指で数える計算を 続けています。 指で数えなくても、 7+5 を見たら、 答…