約分で、「まだ、できる」と気付くようになれば、できなくなる(既約分数)まで計算できます。

 {\Large\frac{4}{8}} {\Large\frac{2}{4}} と、

子どもが計算します。

 

正しく計算できていますが、

まだ約分できます。

 

「まだ、できる」と、

言葉で教えたくなります。

 

この「まだ、できる」は、

子どもが、自分の内面で、

自分に話す言葉です。

 

外から聞こえると、

頼るようになります。

甘えてしまいます。

 

だから、

「まだ、できる」と、言葉で教えません。

 

いきなり、「わ(=)」で、

=を書かせます。

 

言われた子どもは、

「えっ、何?」と疑問を持ちながら、

=を書きます。

 

 {\Large\frac{4}{8}} {\Large\frac{2}{4}}= となります。

 

こうなった後、

 {\Large\frac{4}{8}} を隠します。

 

子どもに、

 {\Large\frac{2}{4}}= が見えます。

 

「まだ、できるのだ!」と、

子どもは内面でつぶやきます。