2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

子どもが何をしていても、子どもの内面の計算をリードするリーダーを手伝います。

すぐ寝ようとします。 やりたくなさそうです。 すぐ「分からない」と言います。 キョロキョロして落ち着きがありません。 集中が続きません。 ダラダラと計算しています。 これらはすべて子どものことです。 実にさまざまなことをします。 子どもの内面の何…

子どもの「ひき算をしたい」希望を、キチンと評価します。

「早く、ひき算したいな」と、 子どもがつぶやきました。 1+6 や 4+6 のたし算を 指で数えて計算している子です。 たし算の指が取れていません。 1+6 や 4+6 の答え7や10が、 問題を見ただけで頭に浮かぶ感覚を持ってはいません。 まだしばら…

長い計算手順の途中で集中が切れるとミスを生みます。このミスを正すことで長い集中時間を育てます。

のような2けた×2けたの筆算のかけ算は、 長い計算手順で計算します。 この長い計算手順を眺めます。 まず、 の 一部分 です。 ① 6×3=18。 ② 8を書いて、繰り上がり数1を覚える。 ③ 6×5=30。 ④ 30+1=31(繰り上がりのたし算)。 ⑤ 31…

算数の宿題を完成させる手伝いは、学力だけではなくて、子どもの内面を育ててもいます。

は、ひき算です。 4と3を、上から下に見て、 4-3=1 と計算します。 そして、3の下に、答え1を書きます。 続いて、6と2を、上から下に見て、 6-2=4 と計算します。 そして、2の下に、答え4を書きます。 と計算できます。 学力の力を使って…

宿題の途中で、集中が切れたり眠気に襲われたりして、中断します。手伝って宿題に戻します。

子どもが宿題に取り組みます。 筆算のひき算の計算問題です。 繰り下がりのない問題 や、 繰り下がりのある問題 を、 30問です。 机に出して、鉛筆を持ってやり始めます。 繰り下がりのない計算と、 繰り下がりのある計算を区別して計算できます。 何かが…

7+8 の答え15が浮かぶ感覚を持った子どもは、ひき算が楽になります。

7+8 のような暗算のたし算を見ただけで、 答え15を頭に浮かべてしまう感覚があります。 どのような感覚なのでしょうか? 「7+8」という模様(図形)に、 15という数字を対応させる感覚です。 「5+6」の全体を模様とみれば、 「7+8」と違う模…

2けた×2けたのかけ算に、2けた×1けたが隠されています。それを見せて、計算の仕方を教えます。

のような2けた×2けたの筆算のかけ算を、 初めて習います。 47の4を子どもの指先で隠させます。 こうすると、 の筆算のかけ算が見えます。 2けた×1けたです。 を、2けた×1けたの筆算のかけ算と見ることができれば、 楽にスラスラと計算できます。 「…

子どもが宿題を終えるための動きをリードして、自分をリードするリーダーを育てます。

「思い」が「行動」を生み出します。 「行動」が「習慣」を生み出します。 頭の中の「思い」が強いほど、 すぐに「行動」します。 先延ばししません。 そして、 同じような「行動」を繰り返すと、 自然に「習慣」が育ちます。 こうなると、 強い「思い」がな…

7+8 や 5+9 のようなたし算25問を20秒程度で計算できるスピードになると、強い意識が育っています。

小3生が、7+8 や 5+9 を計算しています。 25問を1分かかります。 60秒です。 こちらは、20秒前後のスピードで計算できます。 比べると、 ダラッと計算しているように見えます。 この小3生は、指で数えていません。 7+8 を見たら、答え15…

2けた×2けたの筆算のかけ算は、難しさが同時にいくつも重なって、とても難しくなるところです。

算数の計算で、急に難しくなるところがあります。 のような2けた×2けたの筆算のかけ算は、 その1つです。 のような筆算のかけ算の前に、 のような2けた×1けたの筆算のかけ算が、 スラスラ計算できるようになっています。 この力を少し工夫するだけで、 …

できることがあります。どの子にもたくさんあります。このできることをしてしまう習慣を育てます。

できることをしてしまう習慣を持った子は、 少数です。 多くの子は、 できないことを気にします。 そして、 できることがあることを知りません。 だから、 できることがあるのに、 できることをしません。 このようにできないことを気にする子も、 できるこ…

〇+〇 のたし算の感覚を使って、〇〇+〇 の計算の仕方を教えます。

12+7 のような暗算のたし算を教えます。 12の1を隠してから、 「く(9)」と教えます。 続いて、隠した1を見せた後、 「じゅうく(19)」です。 このような教え方です。 1を隠す動きと、 「く(9)」と「じゅうく(19)」の言葉だけの教え方…

2けた×2けたの筆算のかけ算の計算を、子どもの分かっていることに結び付けて教えます。

のような筆算のかけ算の計算を教えます。 2けた×2けたのかけ算です。 の58の5がなければ、8です。 の2けた×1けたになります。 この計算の仕方を分かっています。 の一部分が、 に気付けば、 子どもが分かっている計算です。 ですから、 子どもが分か…

四則混合の計算手順をワンパターンにします。①計算順を先に決めます。②余白で順に計算します。

4×(3÷8+1) の四則混合で、 このワンパターンの計算手順を、 例示します。 ① 計算順を先に決めます。 計算する前に、 すべての計算順を決めることができます。 計算順を決めるために、 かっこ( ) と、+-×÷だけを見ます。 数字を見ません。 4×(3…

「どうなれば」の期待を先に決めます。それから、そうなるように教えます。

6+5 や 3+5 のようなたし算を教えます。 6を示して、「ろく」と読み、 「しち、はち、く、じゅう、じゅういち」と、 指を使って5回数えます。 こうして、 6+5 の答え11を出します。 3+5 でしたら、 3を示して、「さん」と読み、 「し、ご、…

3+8 を見ただけで、頭に答え11が浮かぶ感覚は、安定するまで不安定です。消えることもあります。

3+8 を見ただけで、 答え11が頭に浮かぶ感覚を、 子どもは何回も、 持っては手放します。 3+8 の3を「さん」と黙読して、 「し、ご、ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち」と、 指で8回数えて、 答え11を出します。 この子がある日、 3+…

分数のわり算で、「÷を×に変える」、「分母と分子を入れ替える」と、子ども自身をリードするリーダーを、子どもの内面に育てます。

÷=× と計算しています。 間違えています。 気付くのが難しい間違いです。 ÷を×に変えたことは、 正しくできています。 でも、こうしたら、 ÷の右の分数 の分母と分子を入れ替えます。 を、 にするのが、 分数のわり算の計算です。 このような手順のある計算…

不安を感じた子どもが聞きます。すぐに計算をリードします。子どもの不安が消えます。

の計算に不安を感じた子どもが、 やり方を聞きます。 4321の4けたの数に、 6の1けたの数を掛けます。 4けた×1けたの筆算のかけ算です。 この子がここまでに、 筆算のかけ算を習った流れを、振り返ります。 のような2けた×1けたの筆算のかけ算から…

できそうなのに、「分からない」や「できない」と言います。マイナスにも、プラスにも受け取ることができます。

少しの努力で、 できそうな約分 に、 「分からない」や「できない」と言います。 約分は、 分母と分子を同じ数で割って計算すると、 分かっています。 同じ数(約数)は書いてありません。 自分が見つけ出すことを知っています。 の約数8や、 の約数10を…

暗算のたし算の答えが浮かぶ感覚をつかむ頃、子どもの計算が不安定になります。

あるとき突然のように、 8+3 や 7+6 の答え11や13が、 頭に浮かぶようになります。 不思議な感覚です。 8+3 を見たらすぐ、 頭に答え11が出ています。 7+6 を見たらすぐ、 答え13が出ています。 たまたまではありません。 子どもがこの…

2けた×1けたのかけ算を楽に計算できます。この力を利用して、3けた×1けたを教えます。

のような筆算のかけ算を教えます。 3けたの120と、1けたの2を掛けます。 2けた×1けたの筆算のかけ算 は、 スラスラと楽に計算できます。 この力を利用します。 3けた×1けた の一部分、 の筆算のかけ算でしたら、 2けた×1けたです。 すぐに計算で…

子どもの「こうあってほしい」プラスのイメージを想像して、頭の中に映し出します。

目の前の子どもが、 集中を切らせてボ~ッとしています。 繰り下がりのないひき算 と、 繰り下がりのあるひき算 の 計算を区別できません。 混乱しています。 とても難しく感じます。 そして、 計算中の問題を放置して、 気持ちが計算から離れています。 こ…

分数のかけ算は、分子同士と分母同士を、それぞれ掛けます。導入問題で計算の仕方をつかむませることができます。

× = で、 〇に3を、 何てことなく入れる子がいます。 正しくできています。 だから、その子に聞きます。 「どうやったの?」 すると、3を出した計算を教えてくれます。 「どうやったの?」と聞くのは、 計算する前に、 「どうやる?」と、 考える子に育っ…

2+8 と、8+2 は同じ答えです。指で数える子の手間は大きく違います。

2+8 は、 8+2 と計算できることを 教えてもいいのでしょうか? 指で数えて答えを出すことに 慣れてきた子どもの母親が 疑問を持ちました。 2+8 は、 2に8を足します。 8+2 は、 8に2を足します。 違うたし算です。 でも、答えは、10で同じ…

間違い直しを、問題の流れの中で教えます。子どもと同じ目線です。

3-=3-=3 と計算しています。 間違えています。 3- のひき算を、 足して、3 としています。 「ここ、ひき算」や、 「足すのではなく、引く」のように 教えたくなります。 でも、子どもの目線ではありません。 子どもの目線では、 もう1度、初めか…

筆算のかけ算で繰り上がり数を、横棒の下に書きます。書く位置を横棒の上に変えさせます。

の筆算のかけ算で、 7×5=35 の繰り上がり数3を書きます。 こうなった理由はあるのでしょう。 理由が何であろうとも、 繰り上がり数を書くことで、 繰り上がりのたし算を計算できます。 この子に、合っています。 計算できているのですから、 繰り上が…

初めての約分です。飛び越えにくいのを承知で、ギャップを飛び越えさせます。

約分は、分母と分子を同じ数で割る計算です。 この計算を謎解きゲームでつかませます。 見本 : == と、 「下の数(分母)と上の数(分子)を2で割る」を 手掛かりにして、 == を計算させます。 「下の数(分母)と上の数(分子)を2で割る」が、 見えるよ…

約分は、できなくなるまで計算します。繰り返すことで、「もうできない」が分かります。

= は、 まだできます。 3で約分できます。 = と計算できます。 もうできません。 = の を見れば、 まだできます。 でも、 = の分母15が間違えています。 を、5で約分して、 分子は、15÷5=3 で合っています。 分母は、65÷5=13 です。 = …

算数や数学の計算には、動きがあります。動画です。静止画ではありません。

5+4 を、 指で数えて計算する子です。 5を見て、「ご」と読み、 4を見て、4回、 「ろく、しち、はち、く」と指で数えます。 このような動きの後、 答え9を出します。 動画です。 静止画ではありません。 このような動きそのものを 言葉で説明できませ…

目の前の子どもの問題行動は見えます。隠されている潜在能力は見えません。少しの刺激で現れます。

算数の計算問題から目を外し、 ボ~ッとしたままです。 何かに気持ちを奪われています。 算数の計算問題を少し計算して、 キョロキョロします。 また少し計算して、 キョロキョロします。 落ち着かない様子です。 子どもはさまざまな問題行動を起こします。 …