四則混合の計算手順をワンパターンにします。①計算順を先に決めます。②余白で順に計算します。

4×(3÷8+1) の四則混合で、

このワンパターンの計算手順を、

例示します。

 

① 計算順を先に決めます。

 

計算する前に、

すべての計算順を決めることができます。

 

計算順を決めるために、

かっこ( ) と、+-×÷だけを見ます。

 

数字を見ません。

 

4×(3÷8+1) から数字を消します。

 ×( ÷ + ) になります。

 

計算順を決めるルールは、

かっこの中が先です。

そして、×÷は、+-より先です。

 

このルールから、

÷ → + → × が、計算順です。

 

② 余白で順に計算します。

 

1番目の計算は、

3÷8= {\Large\frac{3}{1}}÷ {\Large\frac{8}{1}} {\Large\frac{3}{1}}× {\Large\frac{1}{8}} {\Large\frac{3}{8}} です。

 

2番目の計算は、

1番目の計算の答え  {\Large\frac{3}{8}} を使って、

 {\Large\frac{3}{8}}+1=1 {\Large\frac{3}{8}} です。

 

3番目の計算は、

2番目の計算の答え 1 {\Large\frac{3}{8}} を使って、

4×1 {\Large\frac{3}{8}} \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}1\\\cancel{4}\end{matrix}\,}{1}}× \require{cancel}\displaystyle {\frac{11}{\begin{matrix}\cancel{8}\\2\end{matrix}\,}} {\Large\frac{11}{2}}=5 {\Large\frac{1}{2}} です。

 

ワンパターンの計算手順を使うと、

4×(3÷8+1)=5 {\Large\frac{1}{2}} と計算できます。

 

(分数999)