2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この子の内面のりーダーが、自分をリードできれば、9+5= の答え 14 を出すことができます。自分をリードするリーダーは、自分を教えることが大好きです。だから、このリーダーに、こちらの答えの出し方を見せるだけで、答えの出し方を理解して、自分をリードできるようになります。

9+5= の 9 を示して、 「く」と声に出して読みます。 「教えよう」としていません。 「こちらのできること」をしているだけです。 続いて、 +5 の 5 を示して、 10、11、12、13、14 と、 声に出して数えます。 「数え始めの 10 は、9 …

2けたの筆算のたし算を、十の位から、つまり左から計算する子です。こちらがこの子の計算の仕方を尊重して、速いスピードで左から足す計算をリードすれば、この子の計算のスピードが速くなります。

のような筆算のたし算を、 十の位から計算する子です。 十の位からは、 左からの計算です。 普通は、 一の位から計算しますから、 右からになります。 右からの計算に見慣れていると、 左から足す子の計算は、 普通ではない変わった計算の仕方に 見えてしま…

2つの見本が、左右に並べて書いてあると、左の見本だけを見て、計算できるようになって、先に進もうとします。子どもは、短期間で大量のアレコレを学ばなければならないために、左だけを見て、早のみ込みをするようです。

= = は、 倍分の計算見本です。 問題 = を、 この 2つの見本を見て、 まねして計算させます。 こちらは子どもに、 「ここを見て」、 「これを計算」と言うだけの教え方です。 左を見本とするように、 指定しない指示の仕方です。 2つの見本は、 式が書…

2けたの筆算のたし算は、〇+〇= を、2回計算します。一の位のたし算の答えと、十の位のたし算の答えとで、答えの書き方のルールが違います。このように、ルールが違うことが、ルールと理解すれば、受け入れることができます。

の筆算のたし算の計算は、 答えの書き方のルールに、 違いがあります。 同じルールを繰り返したい傾向の強い子は、 わずかなルールの違いに 抵抗します。 一の位の足し算 8+7=15 の 答えの書き方と、 十の位の足し算 6+4=10 に、 繰り上がり数 …

3+1= の 3 を示されて、「さん」と教えられ、子どもは納得します。続いて、1 示されて、「し」とリードされると、「えっ?」となります。でも次のリードで、3+1=4 と書くことで、「えっ?」が中断されます。この流れを、必要とする回数繰り返した後、+1 の 1 が、次の数と、突然理解できます。

3+1= を、 3歳児や4歳児に、 こちらが計算して見せます。 3 を、「さん」と読むこと。 1 を見て、 3 の次の 4 を数えること。 4 を、 = の右に、 3+1=4 と書くこと。 子どもに見せる計算は、 この順に、 これらの力を使って、 計算する実況…

約分の問題を見たらすぐ、約数が出る感覚を持つことができることと、その感覚を持つ手伝いを、こちらと子どもの親密な協力関係で行うことができます。

= の約分で、 「何で割るのですか?」と、 子どもから聞かれます。 聞かれたこちらは、 問題 = を、 瞬時に、チラッと見てすぐ、 「13」とだけ、 ボソッとした口調で教えます。 約数 13 を、 ボソッとした口調で教えられた子は、 こちらが、 問題 = …

2022年03月19日(土)~2022年03月25日(金)のダイジェスト。

22年03月19日(土) 集中が切れて、 たし算の答えを出すことから離れている子に、 計算に戻る体験をさせることで、 集中の戻し方を学ばせることができます。 22年03月20日(日) 30 に、 14 を足す暗算の形の計算 30+14= は、 筆算の…

無意識に慣れ親しんでいる時間の長さは、夢中になって主体的に行うときに短くて、「嫌だなぁ」の強い気持ちで、仕方なしに行うときは、30分や 1時間と長くなるようです。多くの子がダラダラとした計算をしてしまう筆算のかけ算を例に、説明します。

のような筆算のかけ算を、 ダラダラと計算する子が多いのです。 それ以前の計算の力は、 十分であっても、 こうなる子が多いのです。 のように、 下の 6 から、上の 7 を見る形でも、 この 6 と 7 を見たら、 「ろくしちしじゅうに」の音を使うことなく…

計算の説明の流れや、たし算やかけ算の計算そのものに、少しさかのぼる逆向きの考え方をできれば、発見するわくわく感を子どもは体験できます。

算数や数学の計算問題の答えの出し方を、 習った流れから、 逆向きにさかのぼらせようとするとき、 子どもは、 強い難しさを感じます。 自力でさかのぼることが、 できなくても、 「分からない」や、 「どうやるの?」と聞く子は、 答えを出そうとする気持ち…

複素数のかけ算なのに、そう見えていない子です。最小限の手伝いで、見えるようにすれば、子どもは、発見できた喜びを感じて、自力で続きを計算します。

= の計算を、 複素数のかけ算に見えない子が、 「どうやるの?」と聞きます。 聞かれたこちらは、 「複素数のかけ算を計算できる子なのに、 計算の仕方を聞くのだから、 複素数のかけ算に見えていないらしい・・・」と、 すぐに推測します。 そして、 問題 = …

連続繰り下がりの 3けたの筆算のひき算の答えの出し方を、子どもから、「分からない」と聞かれます。問題だけに限って見れば、すぐ、答えの出し方をリードできます。

算数や数学の計算問題の答えの出し方を、 子どもから聞かれて、 その計算問題を見たら、 すぐ、 答えを出し始めるロールモデルになります。 子どもから聞かれたとき、 子どもの目や顔の表情を、 全く見ないようにします。 子どもから聞かれた計算問題だけに…

7+6= のようなたし算を、数えて計算する子です。数えるスピードを、今の精一杯まで速めるリードをすれば、自然に、「トン、ト~ン」の 2回の刻みに変わります。

7+6= 、8+3= 、6+5= 、・・・のたし算を、 数えて答えを出す子です。 7+6= の 7 を見て、 「しち」と理解して、 +6 の 6 回、 7 の次の 8 から、 8、9、10、11、12、13 と数えて、 答え 13 を出して、 7+6=13 と書く子…

30 に、14 を足す暗算の形の計算は、筆算のたし算のような計算手順で答えを出すとしても、10飛びを 1回に、さらに 4回数える 2段階の数え方で答えを出すとしても、新しい答えの出し方を受け入れる内面の拡大を伴います。

30+14= の答えの出し方を、 このような計算が初めての子に教えます。 自分が自分を育てる「自分育て」を、 算数や数学の計算問題を通して、 同時に教えようとしています。 こうするために、 この子の今の計算力だけを使って、 象徴的な言い方をすれば…

集中が切れて、たし算の答えを出すことから離れている子に、計算に戻る体験をさせることで、集中の戻し方を学ばせることができます。

7+6=、5+9=、8+4= ・・・のような たし算を、100問計算しています。 この子は、 途中で、集中が切れて、 ボ~ッとしています。 集中は切れるものですから、 普通に、 起こることが起こっただけです。 子どもの問題行動では、ありません。 それど…

2022年03月12日(土)~2022年03月18日(金)のダイジェスト。

22年03月12日(土) 7+8= を見ただけで、 答え 15 を出す計算力は、 つかむまで時間がかかります。 このたし算を利用して、 15-7= の答え 8 を見つける計算は、 たし算で手間取ったように、 手間取ります。 22年03月13日(日) 7+…

文字の欠けた 3元1次連立方程式です。「欠けている」を、「係数 0」と考えれば、3つの式に、3つの係数が付いている見慣れた方程式に、書き換わります。自力で解くことができます。

の 3番目の式 : -y+z=-4 は、 x の係数が 0 ということですから、 0x-y+z=-4 です。 3番目の式を、 -y+z=-4 から、 0x-y+z=-4 に書き換えることで、 が、 書き換わり、 になることで、 3つの式すべてで、 x と、y …

計算問題の答えの出し方を、子どもから聞かれたら、その子の主体性の力を育てるチャンスです。主体性の力は、自然に育ちません。分数の計算と、複素数のかけ算を例にして、育て方を説明します。

どの子も、 主体性の力が、 生まれながらに備わっています。 でありながら、 残念なことなのですが、 意識的に育てるチャンスに恵まれない子が、 圧倒的に多いのです。 ですから、 ほとんどの子の主体性の力は、 生まれながらに備わっているままの 未開発の…

8×125= の答えの出し方を教える前に、「7~8秒で答えを出せる子」を、この子のイメージとして選びます。その後、目の前の「答えを出せない子」にではなくて、「7~8秒で答えを出せる子」に、こちらの計算の実況中継を見せます。

8×125= を、 今から習う子です。 今は自力で計算できません。 似ている問題 125×8= でしたら、 のような筆算を書かないで、 125×8= のまま 8 と5 を見て、 「8×5=40」と計算して、 125×8= 0 と書いて、 4 を繰り上がり数として…

2けたの筆算のたし算で、繰り上がり数 1 を足し忘れています。間違えているこの 1問だけに限る直し方をリードして、教えます。この問題だけの直し方を教えることは、意外に難しいのです。

間違えている計算 の 直し方だけを、 こちらの計算の実況中継で見せます。 この問題だけに絞ってのリードです。 この 1問だけに限るリードです。 他の問題への応用は、 この子が自然に行いますから、 この子に任せてしまいます。 つまり、 「このように直す…

答えの出し方だけを、言葉少なに、視覚中心で見せれば、見ている子どもは、自動的にアレコレと連想して、答えの出し方をつかみます。初めての筆算のたし算を例にして説明します。

連想する力を、 どの子も生まれながらに持っています。 例えば、 何らかの不安があると、 その不安が、 次々にさまざまなネガティブな連想をして、 不安を強くします。 自動的に連想する力のスイッチが入り、 不安の連想ゲームをしてしまいます。 もちろん、…

7+8= の答えを、8、9、10、・・・と数えて出します。計算の流れの中で、7+8= や、7 や、8 を、順に、心に映し出しています。だから、こちらがこの子の計算をリードするときも、同じような順に、同じようなイメージが映し出されるようにすると、自然に受け入れてくれます。

7+8= を、 8、9、10、11、12、13、14、15 と数えて、 答え 15 を出す子です。 この計算の流れで、 この子の心に映ることを、 想像します。 まず、 問題 7+8= を見ますから、 心に、 7+8= が映っています。 数える計算になれてい…

7+8= を見ただけで、答え 15 を出す計算力は、つかむまで時間がかかります。このたし算を利用して、15-7= の答え 8 を見つける計算は、たし算で手間取ったように、手間取ります。

13-7=、14-5=、11-8=、・・・・・・。 このようなひき算 100問を計算している子です。 この子の答えの出し方は、 たし算の逆です。 例えば、 13-7= でしたら、 7+6=13 から、 6 を見つけて、 13-7=6 です。 14-5= でした…

2022年03月05日(土)~2022年03月11日(金)のダイジェスト。

22年03月05日(土) 分母が 17 と 34 の += を、 1~2分間のリードで、 +=+== と、 答えまで出します。 答えを出すことだけに絞れば、 1~2分間の短い時間でリードできます。 子どもは深い集中のまま、 こちらの計算の実況中継を見て、…

「できる」と自己評価できるはずの計算に、「分からない」とネガティブな自己評価をする子が普通です。まして、5+1= を初めて計算する子は、問題を見てすぐ、「できない」と自己評価しています。1分程度のリードで、「計算できる」に入れ替えることが可能です。

子どもは、 無意識なのですが、 自分のできることと、 できないことを、 それとなく自覚しています。 算数の計算問題で、 「できない」や、 「分からない」と言うのは、 自分自身の今の計算力を、 自覚の力で評価しているからです。 でも、 困ったことに、 …

不等号 > の向きの変え方を間違えて理解して、間違えた使い方をしています。この子に、自分の解き方を教えさせると、自分が曖昧に理解していることに気づきます。こうなった後、教えると効果的です。

不等式 3x > 4x+5 を解きます。 3x-4x < 5 -x < 5 x < -5 です。 答え x < -5 は合っています。 でも、 途中の式変形で、 不等号 > の向きの変え方を間違えています。 問題 3x > 4x+5 から、 不等号 > の右にある 4x …

ジッと座ったままで、ボ~ッとするレベルが育つと、「こちらに聞くこと」ができるようになります。「こちらに聞くこと」レベルの子が育つと、「自分自身に聞くこと」ができるようになります。このレベルの子は、少し難しい問題も、自力で計算できるようになります。

= を、 計算できない子です。 この子の今の育ちのレベルでは、 こちらに、 「計算の仕方」を聞くことです。 選ぶとはなく選んだ結果でしょう。 この子の内面のレベルは、 少しだけ育っていますが、 「自分自身に聞くこと」のように、 他の選択肢を思い付く…

12+8= の計算を、どの子に教えるのかを、こちらは、自由に選ぶことができます。「まだ、自力で計算できない子」に教えることを選べます。「もう既に、自力で計算できる子」に教えることを、選ぶこともできます。

12+8= を、 自力で計算できない子です。 12+8= の一部分 2+8= だけを見て、 暗算の足し算の答えが浮かぶ感覚で、 答え 10 を浮かべて、 12 の 1 を見ることで、 10 を、20 にして、 12+8= の答え 20 を出す方法を、 この子に…

日常生活で、することを先に決めてから、その後、実際に行います。算数の四則混合の計算でも、同じようにできるはずです。先に計算順を決めて、その後、自分が決めた計算順で計算します。

×( +2)= を、計算する前に、 計算順を決めることができる子です。 だからこの子は、 ×( +2)= を計算する前に、 こちらから、「計算順?」と、誘われて、 ① かっこの中の + 、 ② 左の × の順に計算することを、 正しく決めることができます。 それ…

8-(7-4)= や、3×(5-3)= や、(6+12)÷3= のような初歩的な四則混合の計算順を決めるときから、「問題を見たら、即」の作法を、育てます。

分数や小数の混ざった四則混合は、 問題を見て、 即、 計算順を決めることができます。 「即」です。 でも、 問題を見たら、即、 計算順を決められることを、 言葉で説明できません。 だから、 言葉で説明して、 子どもに教えることはできません。 計算順を…

2022年02月26日(土)~2022年03月04日(金)のダイジェスト。

22年02月26日(土) 5+1= の答え 6 を、 数字の読みと、数唱で出して、 数字の書きで 5+1=6 と書きます。 たし算を習うことで、 数字の読みと、数唱と、数字の書きが、 わずかに悪化します。 そして、 たし算に慣れていくと、 回復します。 …