の「2けた×1けた」のかけ算の
繰り上がりのたし算 8+2= で、
計算が止まっていたら、
「じゅう(10)」とだけ教えて、
と書かせてしまいます。
たし算 8+2= の答え 10 を教えています。
狙いは一つです。
「あなたが自力で乗り越えるしかない」、
「周りに頼る気持ちを捨てて、
自力で乗り越えると決めれば、
乗り越えることができる」のような
こちらからのメッセージです。
は、
4×6=24 と、
4×2=8 の 2回の九九と、
8+2=10 の 1回のたし算を、
この流れに計算して、
と書いて、
と書きます。
意外と多くの子が、
2回の九九の後のたし算で止まります。
たし算の力ではなくて、
子どもに残っている
周りに頼ろうとする依存が
たし算の計算で止まってしまう原因です。
ですが、
周りの誰かに頼る子に、
「周りの誰かに頼るから
たし算の答えが出ないのです」と教えても、
周りの誰かに頼る子には
まったく理解できません。
「よし、自力で乗り越える」と、
覚悟を決めるようなことはないのです。
突き放すことが、
周りの誰かに頼る子に
効果的です。
「答えだけしか教えてくれない」、
「もっと詳しく教えて欲しいのに・・・」の依存を、
この子が自ら捨てて、
自力で乗り越え始めるまで、
心穏やかに笑顔で
止まっているたし算の答えだけを言い続けます。
「しかたがない」、
「自分で何とかしよう」と
この子の主体性の率先力が育つのを待ちます。
(基本 -1530)、(×÷ -261)