の 3番目の式 :
-y+z=-4 は、
x の係数が 0 ということですから、
0x-y+z=-4 です。
3番目の式を、
-y+z=-4 から、
0x-y+z=-4 に書き換えることで、
が、
書き換わり、
になることで、
3つの式すべてで、
x と、y と、z があるようになります。
こうするだけで、
の見た目の印象が、
大きく違って見えます。
のように、
文字の欠けている連立方程式が、
初めての子は、
「できない」、
「聞こう・・・」となるのが普通です。
そして、
「どうやるの?」と、
こちらに聞きます。
聞かれたこちらは、
聞かれてすぐに、
本当にすぐに、
の 3番目の式を示して、
「これ」と言ってから、
子どもの目の前で、
無言で、
0x-y+z=-4 と、
書いてから、
プツッと、
教えるスイッチを切ってしまいます。
-y+z=-4 を示して、
「これ」とだけ言い、
0x-y+z=-4 を、
子どもの目の前で、
無言で書くだけの教え方です。
こちらからの
このような教えられ方に慣れている子は、
「続きは、自分で考えなさい」ゲームと、
理解していますから、
考え始めます。
そして、
-y+z=-4 を、
0x-y+z=-4 に、
無言で書き換えられただけの強い刺激から、
まもなく、
「あっ、なぁんだ」、
「そういうことか・・・」となります。
が、
書き換わり、
になるだけで、
3つの式のすべてに、
3つの係数が付いている連立方程式を、
この子は、
心の中に見ます。
見慣れている形です。
この連立方程式でしたら、
自力で解くことができます。
(基本 -761)、(分数 -331)