2022年03月12日(土)~2022年03月18日(金)のダイジェスト。

22年03月12日(土)

 

7+8= を見ただけで、

答え 15 を出す計算力は、

つかむまで時間がかかります。

 

このたし算を利用して、

15-7= の答え 8 を見つける計算は、

たし算で手間取ったように、

手間取ります。

 

 

22年03月13日(日)

 

7+8= の答えを、

8、9、10、・・・と数えて出します。

 

計算の流れの中で、

7+8= や、7 や、8 を、

順に、

心に映し出しています。

 

だから、

こちらがこの子の計算をリードするときも、

同じような順に、

同じようなイメージが映し出されるようにすると、

自然に受け入れてくれます。

 

 

22年03月14日(月)

 

答えの出し方だけを、

言葉少なに、

視覚中心で見せれば、

見ている子どもは、

自動的にアレコレと連想して、

答えの出し方をつかみます。

 

初めての筆算のたし算  {\normalsize { \begin{array}{rr} 17 \\ +\: 12 \\ \hline \end{array} }} \\

例にして説明します。

 

 

22年03月15日(火)

 

2けたの筆算のたし算で、

繰り上がり数 1 を、

足し忘れています。

 

間違えているこの 1問  {\normalsize { \begin{array}{rr} 48 \\ +\: 64 \\ \hline102\end{array} }} \\ だけに、

限る直し方をリードして、

教えます。

 

この問題だけの直し方を教えることは、

意外に難しいのです。

 

 

22年03月16日(水)

 

8×125= の答えの出し方を教える前に、

「7~8秒で答えを出せる子」を、

この子のイメージとして選びます。

 

その後、

目の前の「答えを出せない子」にではなくて、

「7~8秒で答えを出せる子」に、

こちらの計算の実況中継を見せます。

 

 

22年03月17日(木)

 

計算問題の答えの出し方を、

子どもから聞かれたら、

その子の主体性の力を育てるチャンスです。

 

主体性の力は、

自然に育ちません。

 

分数の計算  {\Large\frac{51}{5}}= と、

複素数のかけ算に見えない

 {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})\!\!\!(3+\sqrt{-2\:\:})}}= を例にして、

主体性の力の育て方を説明します。

 

 

22年03月18日(金)

 

文字の欠けている

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}2x-3y-z=12\\3x+2y+z=-1\\-y+z=-4\end{array}\right.\end{eqnarray}}   のような

3元1次連立方程式です。

 

「欠けている」を、

「係数 0」と考えれば、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}2x-3y-z=12\\3x+2y+z=-1\\0x-y+z=-4\end{array}\right.\end{eqnarray}}   のように、

3つの式に、

3つの係数が付いている見慣れた方程式に、

書き換わります。

 

自力で解くことができます。