算数や数学の計算には、動きがあります。動画です。静止画ではありません。

5+4 を、

指で数えて計算する子です。

 

5を見て、「ご」と読み、

4を見て、4回、

「ろく、しち、はち、く」と指で数えます。

 

このような動きの後、

答え9を出します。

 

動画です。

静止画ではありません。

 

このような動きそのものを

言葉で説明できません。

 

こちらが、

5を示す動きの後、

「ご」と読む動きをすれば、

見ている子どもに動きが伝わります。

 

「なろほど、

ここを見て、読むのだ」と伝わります。

 

でも、

子どもが「分かった」となるのは、

一連の動き全体を

静止画として見たときです。

 

5+4 や、7+4 のようなたし算の

計算の仕方を子どもに教えるとき、

動きそのものを見本として見せます。

 

子どもが、

「ここを見て読んで、

次に、ここを見て、4だから、

4回、指で数える」と

一連の動きを捉えたとき、

「分かった」となります。

 

一連の動きを捉えたとき、

動きがありません。

静止画です。