3けたの筆算のたし算の誤答 :
の直し方の
かなり強い指導です。
間違えた答え 224 を
消させません。
消させないことに
強い指導をします。
でも、
「消さない!」のような
否定する言葉で制しません。
「消す」と決めている子に、
最初の計算 6+8= の答え 14 を出すことに
強引に変えさせてしまう強さです。
つまり、
の誤答 224 を、
「消す」と決めて、
消しゴムを持って、
消そうとしている子どもに、
割り込んでしまい、
たし算 6+8= に向かわせてしまう強さです。
このように、
消そうとしている子どもが
しようとしていることを、
強引に変えてしまいます。
「消さない!」と言わないで、
でも、
たし算 6+8= に向かわせるのですから、
次のような実況中継型リードが
お勧めです。
の一の位の 6 と 8 を示し、
「6+8=14」と言い、
この子の答えの一の位の 4 を示し、
「合っている」と言って、
「指、1」です。
6 と 8 を示し、
「6+8=14」と言うまで、
こちらは内面をギュッと引き締めて、
たし算に向かせてしまう
とても強い気持ちが必要です。
ここが弱いと、
「消す」と決めて、
消しゴムを持って、
消そうとしている子です。
そのまま
消してしまいます。
ですから、
ここで、
とても強い気持ちが必要です。
ですが、
強いのは気持ちだけです。
6 と 8 を示す動作や、
「6+8=14」と言う言い方は、
ソフトで優しくです。
続いて、
の十の位の 7 と 4 を示し、
「7+4=11」と言い、
子どもが指に取っている 1 を触り、
「1 増えて、12」と言い、
この子の答え 224 の十の位の 2 を示して、
「合っている」と言い、
「指、1」と言います。
すでに、
消す動作を、
たし算の答えを出すことに
入れ替えた子です。
ここは、
「できるから」と、
子どもの力を信頼する
穏やかな気持ちにします。
最後に、
の百の位の 3 と 8 を示し、
「3+8=11」と言い、
子どもが指に取っている 1 を触り、
「1 増えて、12」と言い、
この子の答え 224 の百の位の 2 を示し、
「合っている」と言い、
その左前を示し、
「ここ 1」と言います。
消す動作から、
たし算の答えを出すことに
集中している子ですから、
すぐに、
1 を書き足して、
と書きます。
(基本 -1157)、(+- -624)