彼はひたすら、だれかの、何かのためになろうとしているのである(スティーブン・R・コヴィー)。

「誰かの何かのための生き方」は、

そうしようと決めるだけでできます。

 

そうしようと決めていなければ、

そうできるときに、

スッとできるかどうか

分かりません。

 

することを遠慮してしまうかもしれません。

周りの眼が気になることもあります。

 

「誰かの何かのための生き方」と

先に決めておけば、

そうできるときに、

自然にそうできます。

 

周りの眼を気にしないで

そうしてしまいます。

 

06月26日からの10日間の

ツアーのスイス旅行は、

38名の大人数ですから、

「誰かの何かのための生き方」を

何回もできます。

 

イタリアのミラノ・マルペンサ空港で、

ツアーのバスまでスーツケースを

38名の爺婆が押して運びます。

 

38名の中には、

高齢女性も多く、

重いスーツケースを持ち上げるのに

数段の階段で苦労しています。

 

チョット手助けします。

ほんの一瞬です。

 

バスに乗り込み、イタリア北部の

ラーゴ・ブルー湖に向かう車内で

通路の反対側の高齢男性:85歳が

ペットボトルを突き出します。

 

ふたの口を回して

開けられないようです。

 

受け取って、

ふたを回して開けて、

無言で返します。

一瞬です。

 

アオスタに着いて、

前方の出口からバスを降りて、

バスの後ろに歩いていくと、

中央の出口から高齢女性が、

階段を下りてきます。

 

階段がつらそうです。

右手を無言で差し出して、

女性がバスを降りる手助けをします。

一瞬です。

 

「誰かの何かのための生き方」と

先決めしておけば、

周りの眼を気にせずに、

スッとできます。

 

私は、

「生涯の思い出を生み出す旅」に

気持ちを集中させながら、

一瞬、誰かの何かのために手伝います。

 

ただそれだけです。