「誰かの何かのための生き方」は、
そうしようと決めるだけでできます。
そうしようと決めていなければ、
そうできるときに、
スッとできるかどうか
分かりません。
することを遠慮してしまうかもしれません。
周りの眼が気になることもあります。
「誰かの何かのための生き方」と
先に決めておけば、
そうできるときに、
自然にそうできます。
周りの眼を気にしないで
そうしてしまいます。
06月26日からの10日間の
ツアーのスイス旅行は、
38名の大人数ですから、
「誰かの何かのための生き方」を
何回もできます。
イタリアのミラノ・マルペンサ空港で、
ツアーのバスまでスーツケースを
38名の爺婆が押して運びます。
38名の中には、
高齢女性も多く、
重いスーツケースを持ち上げるのに
数段の階段で苦労しています。
チョット手助けします。
ほんの一瞬です。
バスに乗り込み、イタリア北部の
ラーゴ・ブルー湖に向かう車内で
通路の反対側の高齢男性:85歳が
ペットボトルを突き出します。
ふたの口を回して
開けられないようです。
受け取って、
ふたを回して開けて、
無言で返します。
一瞬です。
アオスタに着いて、
前方の出口からバスを降りて、
バスの後ろに歩いていくと、
中央の出口から高齢女性が、
階段を下りてきます。
階段がつらそうです。
右手を無言で差し出して、
女性がバスを降りる手助けをします。
一瞬です。
「誰かの何かのための生き方」と
先決めしておけば、
周りの眼を気にせずに、
スッとできます。
私は、
「生涯の思い出を生み出す旅」に
気持ちを集中させながら、
一瞬、誰かの何かのために手伝います。
ただそれだけです。