=3
これを見本にします。
この見本を見て、
問題 = を計算します。
見本 =3 を見ると、
「わり算かな?」のように、
ここまで進んだ子は思い付きます。
このように思い付くことが、
計算の仕方を頭に持つ1段階目になります。
計算する自分を導くガイドです。
「方針」と言い表すこともあります。
「戦略」と大げさに言うこともできます。
「わり算をする」のように、
計算の仕方を頭に持つ1段階目です。
見本 =3 を見て、
同じような問題 = を計算するのです。
ですから、
子どもが、
「どのように計算するのか?」を、
自分自身で決めなければなりません。
そして、
頭に持った計算:「わり算をする」のように、
問題 = を計算します。
ここが、
頭の使い方の2段階目です。
子どもは、
=3 と計算します。
このように計算した子に、
「合っている」、
「どうやったの?」と聞きます。
計算の仕方を頭に持つ1段階目と、
頭に持った計算の仕方のように計算する
2段階目の両方を聞いています。
「割った」のように答えたら、
「何を、何で?」と、
さらに聞きます。
こう聞くことで、
計算する自分を導くガイド:1段階目と、
ガイドの通りに計算する2段階目の
完成度を高めます。
=3 の計算を言わせることで、
「 12 を、3 で割った」や、
「上を、下で割った」のように、
計算の種類:わり算と、
2 つの数:分子(上)と分母(下)で、
計算する自分を導くガイドを
言えるように育てます。
算数や、数学の計算の解き方の
習慣を育てる旅は、
5年10年の長い旅です。
問題を眺めて、
計算する前に、
計算の仕方を、決める習慣を育てる旅です。
(基本 -289)、(分数 -090)