2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

算数や数学の計算で、さまざまな式が出てきます。式を見る目的は、計算して答えを出すことです。計算は、2つの数字があればできます。ですから、目的に合わせた特定の狭い部分だけを見ることが、式の形を見ることです。

算数や数学の計算問題の式を、 目的に合わせた狭い部分だけを見て、 そして計算します。 もちろん、 計算問題を見る目的は、 計算して答えを出すことです。 式の一部分だけを見て、 そして計算すれば、 答えを出すことができます。 つまり、 必要な一部分だ…

5+3= の答えの出し方を見せて、こちらが押すと、子どもは引いて眺めます。出した答え 8 を書くとき、こちらが引くと、子どもは押して、5+3=8 と書きます。押すことと、引くことの絶妙なバランスです。

子どもは、どの子も、 「自分が自分を育てる責任」を引き受けています。 意識している子は少ないのですが、 意識していなくても、 こうなっていますから、 子どもは育つのです。 自分が自分を育てようとしています。 とても強い気持ちです。 この気持ちは、 …

2022年03月26日(土)~2022年04月01日(金)のダイジェスト。

22年03月26日(土) 約分の問題 = を見たらすぐ、 約数 13 が出る感覚を持つことができることと、 その感覚を持つ手伝いを、 こちらと子どもの親密な協力関係で 行うことができます。 言葉で説明しても、 約数を出す感覚を、 持たせることができま…

倍分の計算の仕方を、言葉でアレコレと説明された後、同じような問題を計算させられる・・・と、教えられ方の流れを、子どもは知っています。長年、このような教えられ方をしていると、こちらの説明を聞く振りをするようになります。そして、問題の計算の仕方を、心の中で、当たりを付けています。だから、計算の見本を見させて、問題を計算させる教え方が成り立ちます。

2つの計算見本 : = = を、 子どもに自力で見させます。 「自力」です。 こちらが、 言葉で説明しません。 そして、 「これを見て、これを計算」と指示して、 問題 = を計算させます。 意外に思うでしょうが、 アレコレと説明されることを、 子どもは嫌…

「整数-分数」を、引こうとしても、答えの出し方を思い出せなければ、まったくお手上げになります。こう思ってしまい、ジッと座ったままになる子が多いのですが、実は、「引くことができない」ことに気付いています。

四則混合 (2- )÷= の一部分 1番目の計算 2- の答えの出し方を、 まったく何一つ思い出せない子です。 2- に、 まったくのお手上げを感じた子は、 ただジッと座ったままになり、 誰かが気付いて、 助けてもらえることを待つだけになります。 これが…