3を「さん」と読んでから、
続く数唱を、「じ、ご」と2回です。
答え5が出ます。
これが、
数唱を利用する 3+2 の
答えの「出し方」です。
教えます。
こちらが、
答えの「出し方」の見本になる教え方です。
3+2 の3を示して、
「さん」と言います。
2の上を2回、
トントンとたたきながら、
「し、ご」と言います。
こちらが、計算しています。
「これを、『さん』と読んで」、
「2になっているから」、
「『さん』に続く数唱を、『し、ご』と2回言って」、
「ご(5)が答え」のように
言葉で説明して
子どもに教えていません。
答えの「出し方」の見本ですから、
こちらのスピードで、
ブツブツとつぶやいて、
計算してしまいます。
こちらの頭の中で
声に出さないで、
「さん」と読んで
「し、ご」と唱えるだけでは
見ている子どもに伝わりません。
頭の中でしていることを
ブツブツとつぶやいて
こちらが、頭の中でしていることを
子どもに見せます。
ユックリ丁寧に
言葉で説明して、
子どもに教えてはいません。
こうすると、
子どもが見ているのは、
3+2 を
数唱で計算しているこちらです。
「ああやって計算している」の
数唱を利用する計算の仕方と、
計算するスピードを、
子どもは見ています。
数唱も、
数字の読み書きも、
子どもが楽にできることですから、
子どもは、すぐまねできます。
こちらと同じように、
数唱を使って計算します。
参照その1:
蔵一二三、「計算の教えない教え方 たし算ひき算」(2018)。
アマゾン。
計算の教えない教え方 たし算ひき算―たかが計算 されど算数の根っこ そして人育て
参照その2:
蔵一二三、「計算の教えない教え方 基本」(2017)。
アマゾン。
計算の教えない教え方 基本―たかが計算 されど算数の根っこ そして人育て