たし算の答えを出す力を
アレコレと考えてみます。
7+8 や 3+9 を見ます。
こちらはすぐに、
15や12の答えが
浮かんでしまいます。
自動的です。
勝手に浮かびます。
浮かんでしまうのですが、
何らかの計算をしているはずです。
どうやって計算したのでしょうか?
答を暗記しているとかではなくて、
計算した方法を知りたいのです。
頭の中でしている計算を
ジックリ考えます。
でも、計算した方法を
思い付きません。
どうやっているのか分からないのですが、
7+8 を見ただけで、
正しい答え15が浮かぶのです。
このパッと答を出すことのできる方法を、
見つけることができるのでしたら
見つけたいのです。
何かをしているはずです。
その何かを、
ハッキリとさせることができるのでしたら
ハッキリとさせたいのです。
ジックリと考えてみても、
勝手に自動的に答えを浮かべる計算が
分かりません。
何らかの計算をしているのでしょうが……。
何かをしているはずですが、
何をしているのか分かりません。
どうやらこちらは、
どこかでいつの間にか
自力で、
答えを勝手に自動的に浮かべてしまう
不思議な計算力をつかんだのです。
だから子どもも
7+8 を見ただけで、
正しい答え15を
自動的に勝手に浮かべる力を
自力で、つかむ以外に
方法がないようです。
こちらのできることは、
子どもがつかむ手伝いです。
子どもを
上手に手伝います。
すると子どもは、
アッサリいつの間にか
つかんでしまいます。