状況を良くするには、自分が良くならなければならない(スティーブン・R・コヴィー)。

7+8 を

指で数えて計算しています。

 

「しち」としてから、

「はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご」と、

指で8回数えて、

答え15を出しています。

 

面倒さを

とても強く感じます。

 

指で数える速さが

ダラダラと遅くなります。

 

集中も切れて

計算をやめて

ボーっとします。

 

こうなるのは

面倒さを感じたからでしょうか?

 

普通は、

そう考えます。

 

でも、

本当にそうでしょうか?

 

「面倒だから、

ダラダラと計算する」は、

普通の

組み合わせ方です。

 

「面倒だから、

サッサと計算して

終わらせてしまう」も、

やや非常識ですが、

別の組み合わせ方になります。

 

さて、

どちらを選べば、

自分が良くなるのでしょうか?

 

9+8 を、

「く」としてから、

「じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご、じゅうろく、じゅうしち」と、

指で8回数えて、

答え17を出す計算は、

確かに面倒です。

 

面倒な計算であることは

確かです。

 

これが、

状況です。

 

そうですが、

「サッサと計算して

終わらせてしまう」を選べば

自分が良くなります。

 

実は、

面倒さを感じていても、

とても速いスピードで

指で数えることができます。

 

「面倒さ」を感じることと

指で数える速さを

切り離すことができます。

 

3+7 に、

「さん」としてから、

「し、ご、ろく、しち、はち、く、じゅう」と、

指で8回数えて

答え10を出す計算は

面倒です。

 

計算している子どもに、

面倒だと思っているまま、

速いスピードで数えて、

サッサと終わらせることもできると

説明しても

理解できないようです。

 

4+7 を、

子どもと同じ計算で代行して、

テキパキと、

「し」としてから、

サッサと、

「ご、ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち」と

指で8回数えて

答え11を出してしまいます。

 

2~3問でも、

4~5問でも

サッサと指で数える見本を

子どもに見せてしまいます。

 

子どもは、

面倒さを感じたままですが、

自分も速いスピードで

指で数えることができると思って

サッサと計算し始めます。

 

自分を

自分で

今までとは違う自分に

良くしました。