2+6、3+6、6+6、……のようなたし算を
計算しています。
この子は、
指で数えて答えを出します。
調子のいいときは、
速いスピードで
次々に計算します。
今は、
気持ちが乗らないようです。
ダラダラと計算しています。
ダラダラとした計算では、
暗算のたし算の力:
2+6 を見たら、答え8が浮かぶ力を
つかむのが遅れます。
損です。
いつのも速いスピードの
テキパキとした計算に戻します。
こちらが見本になって、
子どもをリードします。
子どもが好きで、
まねしたくなるリードをします。
子どものアバター(分身ロボット)になって、
子どもの真後ろから、
子どもが調子のいいときの速いスピードで
3~4問
計算します。
2+6 の2を示して、
「に」と読みます。
続いて、
こちらの手を子どもが見えるように出して、
「さん、し、ご、ろく、しち、はち」と
指で数えて、
答え8を出します。
真後ろの自分のアバター(分身ロボット)が、
自分と同じように指で数えて
答え8を出しました。
だから、
子どもは、
答え8を書きます。
2+6=8 です。
自分と同じ計算の仕方です。
自分のアバター(分身ロボット)は、
調子のいいときの速いスピードです。
3+6 も、
6+6 も、
子どものアバター(分身ロボット)になって、
指で数えて計算します。
3+6 は、
「さん」、「し、ご、ろく、しち、はち、く」です。
6+6 は、
「ろく」、「しち、はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに」です。
速いスピードです。
子どもは、
自分のアバター(分身ロボット)を
まねして計算し始めます。
ダラダラではなくて、
調子のいいときの速いスピードです。
子どものアバター(分身ロボット)になるリードが
子どもに好まれます。
子どもと同じやり方です。
速いスピードです。
参照:
蔵一二三、「計算の教えない教え方 たし算ひき算」(2018)。
アマゾン。
計算の教えない教え方 たし算ひき算―たかが計算 されど算数の根っこ そして人育て