気が付かない約分をリードします。

 {\Large\frac{5}{6}}+3 {\Large\frac{7}{24}}

=4 {\Large\frac{20}{24}}+3 {\Large\frac{7}{24}}=7 {\Large\frac{27}{24}}=8 {\Large\frac{3}{24}}

計算しています。

 

正しい計算です。

 

分母を最小公倍数:24にしています。

 

 {\Large\frac{5}{6}}

 {\Large\frac{20}{24}} と正しく通分しています。

 

 {\Large\frac{20}{24}} と、3 {\Large\frac{7}{24}} のたし算を、

 {\Large\frac{27}{24}} と正しく計算できています。

 

帯分数で仮分数の 7 {\Large\frac{27}{24}} を、

 {\Large\frac{3}{24}} の帯分数に変えています。

 

すべて正しい計算です。

 

でも、

 {\Large\frac{3}{24}} の約分に気付いていません。

 

約分をリードします。

 

「わ(=)」として、

=を書かせてから、

 {\Large\frac{3}{24}} の8を示して、

「これ、ここ」です。

 

 {\Large\frac{3}{24}}=8 になります。

 

続いて、

「上、いち(1)」です。

 

 {\Large\frac{3}{24}} を、

3で約分します。

 

分子3を、

3で割ると、

3÷3=1 です。

 

この1のことを、

「上、いち(1)」とリードしています。

 

この子は、

とても高い計算力を持っています。

 

このようなリードで、

 {\Large\frac{3}{24}} を3で約分していると分かります。

 

教えすぎると、

嫌がられます。

 

分母24を、

3で割って、

24÷3=8 の8を

自力で分母に書く子です。

 

 {\Large\frac{3}{24}}=8 {\Large\frac{1}{8}} と約分できます。