5+1、5+2、5+3 を
区別して計算できます。
5+1 は、
5を「ご」と読んだ後、
「ろく(6)」と、1回数えます。
5+2 は、
「ろく、しち(7)」と、2回数えます。
5+3 は、
「ろく、しち、はち(8)」と、3回数えます。
正しく計算できます。
とても元気に計算します。
いいことなのですが、
数を数えるたし算の計算には、
元気すぎます。
元気のあまり、
計算から飛び出してしまいます。
たし算の計算をしながら、
体を活発に動かします。
周りのアレコレに気が散ります。
そして、
チョットした何かに気を取られて、
たし算の計算から離れます。
活動的なエネルギーが、
チョットした何かに向いてしまいます。
たし算の計算に向かなくなります。
たし算の計算をリードして、
活動的なエネルギーを
たし算の計算に向け直します。
6+3 の6を示して「ろく」と読み、
「しち、はち、く(9)」と
数を3回数えます。
「わ(=)」で、
子どもに=を書かせてから、
「く(9)」とリードします。
6+3=9 と計算できます。
同じようにリードして、
この子の活動的なエネルギーを
たし算の計算に向け直します。
切れている集中を戻すのではありません。
たし算の計算を手伝っていません。
活動的なエネルギーの向きを、
たし算の計算に戻しています。