++ を、
子どものチャレンジになるように計算させます。
++ は、
普通、
左の2つを先に足します。
左2つの + を足して、
+=+==1 と計算します。
この計算で、
++ の左2つの
+ が、1 に変わりますから、
++ が、
1+ に変わります。
2つの分数 1+ を計算して、
1+=1+=1 です。
2つの分数のたし算を2回です。
これが普通の計算です。
+ の共通分母は、
「4÷3、割り切れない」、
「4×2=8、8÷3、割り切れない」、
「4×3=12、12÷3、割り切れる」から、
12です。
かけ算とわり算を使う
このような手順の計算で探します。
1+ の共通分母84も、
同じ計算で探します。
「14÷12、割り切れない」、
「14×2=28、28÷12、割り切れない」、
「14×3=42、42÷12、割り切れない」、
「14×4=56、56÷12、割り切れない」、
「14×5=70、70÷12、割り切れない」、
「14×6=84、84÷12、割り切れる」と、
計算します。
このような手順の計算を繰り返すと、
やがてそのうち大きな変化が起こります。
+ の分母3と4を見たら、
共通分母12が、
1+ の分母12と14を見たら、
共通分母84が浮かぶようになります。
とても不思議な共通分母の感覚が、
2つの分母を見るだけで
共通分母を出しています。
感覚の計算です。
共通分母を感覚で
出すことができる子に、
++ の3つの分母
3と4と14の共通分母を探し出させます。
2つの分母ではなくて
3つの分母へのチャレンジです。
3つの分母の
共通分母を浮かべる感覚ではなくて、
共通分母の感覚を2回使うチャレンジです。
++ の を隠して、
+ の分母4と14を見ると、
共通分母28が浮かびます。
1回目の共通分母の感覚です。
それほど難しくはありません。
これから、
+ を計算すると、
分母28の分数、
になると分かります。
+ を計算しなくても、
分母は28ですから、
の分数になります。
このようなイメージが、
少し難しいようです。
このイメージから、
++ は、
+ に変わります。
そして、
+ の分母3と28に、
2回目の共通分母の感覚を使います。
共通分母の感覚から、
共通分母84が出ます。
この84で、
++ を通分します。
++ と通分できます。
3つの分数を通分することは、
子どものチャレンジになります。