計算する力があります。この力は、計算したいのです。

数字を読むことと、

書くことができて、

「いち、に、さん、し、ご、・・・」と、

順に言うことができる子に、

たし算を計算してみせます。

 

6+4 の6を示して、

「ろく」と読んでから、

4を示した後、

「しち、はち、く、じゅう」と、

4回指を折って数えます。

 

6+4=10 と計算できます。

 

指で数えるたし算を、

子どもに見せるだけです。

 

3~4問や、

5~6問見せると、

子どもは、まねして計算します。

 

ほとんど意識することがありませんが、

こちらは、計算する力を使って、

子どもに計算してみせています。

 

こうすると、

子どもの計算する力が反応します。

 

そして、まねして、

同じように計算します。

計算する力は、計算したいのです。

 

3+6 で集中が切れています。

計算していません。

 

こちらが、3を示して、

「さん」と読んでから、

6を示して、

「し、ご、ろく、しち、はち、く」と、

指で6回数えます。

 

こちらの計算する力で、

計算してみせます。

 

1~2問で、

子どもの計算する力が反応して、

次の問題 5+6 を、

「ご」と読んでから、

「ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち」と、

指で数えて計算します。

 

集中が切れているとき、

計算する力が休んでいます。

 

こちらの計算する力の計算を見て、

子どもの計算する力が、

刺激されて計算したくなります。

 

計算する力は、

計算したいのです。

 

(基本043-91)