や、
や、
をミスします。
や、
や、
とミスします。
の答え64を、
4を先に書いて、
6を後から書きます。
上から下に縦に見る目の使い方と、
一の位から計算する順番を知っています。
繰り上がり数1を、
足していないミスです。
「繰り上がりを忘れている」や、
「一の位のたし算の答えが、10を超えたら、
十の位のたし算の答えに、1を足す」のように、
教えるのが普通でしょう。
間違えた問題を正すだけではなくて、
これから先のたし算の計算を、
正しく計算してほしいからです。
でも、
このような教え方は、
子どもの力を過小評価しています。
間違えた計算を正す手伝いをすれば、
子どもは、「分かった」となります。
これから先のたし算の繰り上がりを、
正しく計算できるようになりたいのは、
子ども本人なのです。
まず、
を手伝って直します。
一の位だけを、
上から下に見て足すことを知っています。
この子のこの力を利用します。
「6+8、14」、
「4、合っている」と、
正しくできている4を認めます。
そして、
「指、1」です。
繰り上がり数1を、
指に取らせて、
目に見えるようにします。
続いて、
「4+2、6」、
「1を足して、7」、
「この6、7」とリードします。
「1を足して」を言うとき、
子どもが指に取った1を触ります。
こうすると、
繰り上がりのたし算が見えるようになります。
このリードで、
と直ります。
これで、「分かった」となれば、
続きの直しを子どもに任せます。
「分かった」とならなければ、
次のミス をリードして直します。
「6+7、13」、
「3、合っている」、
「指、1」、
「2+3、5」、
「1を足して、6」、
「この5、6」です。
と直ります。
次の は、
「8+7、15」、
「5、合っている」、
「指、1」、
「6+2、8」、
「1を足して、9」、
「この8、9」です。
このように絞り込んだリードで、
と直ります。
同じようなセリフを、
子どもは繰り返し聞いて直しますから、
数問で、「分かった」となります。
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