のような1行の計算の仕方を
知っている子です。
40 の 0 を、
そのまま下に移します。
です。
続いて、
を計算します。
十の位のかけ算です。
4×3=12 の 2 を、
のように書いて、
12 の 1 (繰り上がり数)を覚えて、
4×1=4 に足して、5 にして、
と書きます。
1行の計算に慣れてくると、
や、
のような間違いをします。
慣れたからのミスです。
こちらは、
間違えているところではなくて、
できているところを見て、
間違いを直します。
さて、
40 の 0 を、
そのまま下に移して書くことも、
4×5=20 や、4×6=24 の計算も、
正しくできています。
そして、
4×2 や、4×3 の計算を
していないだけです。
計算すれば、
正しくできる計算です。
このように、
できている部分が多いのに、
できていない部分を気にする子が、
理由は不明ですが多いのです。
「できていること」を、
「ここはできている」と自ら認めるから、
「できていること」を利用して、
できている部分を増やすことができます。
実は、
乳児のとき、
誰もが、
できることだけをし続けたのですが、
いつのまにか、
できていないことだけを気にするように変わります。
できていないことを気にする習慣は、
損です。
だから、
こちらは全力で、
「できていること」を気にして、
「できていること」を利用して、
自分を育てる方法を伝授します。
でしたら、
40 の 0 を示して、
「このゼロ、ここ」と言いながら、
子どもが書いている答え 200 の
一の位の 0 を示して、
「合っている」です。
続いて、
4 と 5 を順に示しながら、
「4×5=20」と言ってから、
子どもが書いている答え 200 の
十の位の 0 を示して、
「合っている」とリードしてから、
「指、2」です。
繰り上がり数 2 を指に取らせることで、
書かないことを教えます。
次に、
4 と 2 を順に示しながら、
「4×2=8」と言って、
「2 を足して、10」と計算して、
子どもが書いている答え 200 の 2 を示して、
「ここ、10」です。
このようなリードで、
子どもが、
を、
と書き直します。
も同じようにリードして、
子どもが、
と書き直します。
このようなリードで訂正すれば、
子どもは、
自分の「できていること」を利用する自分育てを、
盗み始めます。
(基本 -139)、(×÷
-041)