幼児や、小学校1年生や2年生が、
5+9=、8+7=、7+5=、4+7=、9+6=、
4+8=、6+5=、8+5=、4+4=、6+8=、
・・・・・のようなたし算を練習しています。
繰り返し練習してきて、
5+9= の答え 14 が、
8+7= の答え 15 が、
7+5= の答え 12 が、
問題を見たら浮かぶようになり始めています。
つまり、
5+9= を、
6、7、8、9、10、11、12、13、14 と、
指で数える指が取れてきています。
さて、
幼児や、小学校1年生や2年生は、
調子のいいときと悪いときの波があります。
いいときと、
悪いときの違いが、
とても大きな波です。
このような調子のいいときと、
悪いときの波のある子に、
たし算の指が取れてきています。
すると、
調子のいいときと、
悪いときの波の影響を受けて、
たし算の指が取れてきます。
たし算の指が取れ始めるのは、
調子のいいときです。
調子のいいときに、
たし算の指が取れ始めても、
調子の悪いときには、
指で数えなければ答えを出せなくなります。
そして、
次の調子のいいときに、
またたし算の指が取れ始めて、
調子の悪いときに、
また指で数えて答えを出すようになります。
このように揺れ動いて、
少しずつですが、
調子のいいときに、
指の取れている問題が増えていき、
調子の悪いときでも、
指が取れている問題が残り始めます。
そしてやがて、
調子の悪いときでも、
すべてのたし算の指が取れているようになります。
たし算の答えを浮かべる感覚をつかんだときです。
このようになって、
問題を見たら答えを浮かべるたし算の感覚が安定します。
(基本 -316)、(+- -205)