中学数学の計算で楽しめる平方根の近似値を探すゲームです。小数のかけ算と不等式を利用します。

2 乗して、

2 を挟む 2 つの数を探すゲームです。

 

このゲームを利用すれば、

\sqrt{2} を挟む 2 つの数を探すことができます。

 

ゲームをしてみます。

 

 {\normalsize {1^{2}}}=1 ですから、

2 より小さくなります。

 

 {\normalsize {2^{2}}}=4 ですから、

2 より大きくなります。

 

このことを不等式にすると、

 {\normalsize {1^{2}}}=1<2< {\normalsize {2^{2}}}=4 と書けます。

 

2 は、\sqrt{2} の 2 乗ですから、

1<\sqrt{2}<2 になります。

 

\sqrt{2} を挟む 2 つの数:

1 と 2 を探すことができます。

 

\sqrt{2} は、

1 よりも大きくて、

2 よりも小さな数です。

 

ゲームを続けて、

もう少し近い数を探します。

 

 {\normalsize {1.1^{2}}}=1.21 ですから、

2 より小さくなります。

 

 {\normalsize {1.2^{2}}}=1.44 ですから、

まだ、2 より小さくなります。

 

 {\normalsize {1.3^{2}}}=1.69 ですから、

まだ、2 より小さくなります。

 

 {\normalsize {1.4^{2}}}=1.96 ですから、

まだ、2 より小さくなります。

 

 {\normalsize {1.5^{2}}}=2.25 ですから、

2 より大きくなります。

 

これで、2 を挟むことになります。

 {\normalsize {1.4^{2}}}=1.96<2< {\normalsize {1.5^{2}}}=2.25 です。

 

これから、

1.4<\sqrt{2}<1.5 と、

\sqrt{2} を挟む 2 つの数:

1.4 と 1.5 を探すことができて、

\sqrt{2} に近付きます。

 

つまり、

\sqrt{2} は、

1.4 より大きくて、

1.5 より小さな数です。

 

ゲームを続けて、

もう少し近い数を探します。

 

 {\normalsize {1.40^{2}}}=1.9600 、

 {\normalsize {1.41^{2}}}=1.9881

 {\normalsize {1.42^{2}}}=2.0164 ですから、

 {\normalsize {1.41^{2}}}=1.9881<2< {\normalsize {1.42^{2}}}=2.0164 です。

 

これから、

1.41<\sqrt{2}<1.42 と、

\sqrt{2} にかなり近い 2 つの数、

1.41 と 1.42 です。

 

\sqrt{2} は、

1.41 より大きくて、

1.42 より小さな数です。

かなり狭まっています。

 

このゲームは、

もっと先まで続けることができます。

 

小数のかけ算と、

2 乗の計算だけです。

中学数学の計算で、

\sqrt{2} の近似値を計算できます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -318)、(分数  {\normalsize {α}} -104)