わり算、
27÷4=6・・・3 の
答え(商) 6 と、あまり 3 は、
27=4×6+3 のように書くことができる
6 と、3 です。
つまり、
27=4×〇+ となるような、
2 つの数です。
細かいことですが、
27=4×〇+ の
は、1、2、3 のどれかです。
0 より大きくて、
割る数 4 よりも小さな数です。
だから、
1、2、3 のどれかです。
こうしないと、
答えがいくつも出てきます。
27=4×1+23 、
27=4×2+19 、
27=4×3+15 、
27=4×4+11 、
27=4×5+7 、
27=4×6+3 。
このように、
6 通りの答えが出てしまいます。
でも、
27=4×〇+ の
が、1、2、3 のどれかになるのは、
27=4×6+3 だけです。
さて、
27÷4=6・・・3 を、
27=4×6+3 のように、
書き換えることに抵抗する子がいます。
なじめないようです。
大げさにいえば、
4×6+3 は、
かけ算(×)と、
たし算(+)の混ざった計算です。
四則混合です。
なじめないのも、理解できます。
ですが、
こういう子も、
27÷4=6・・・3 と計算できます。
こういう子のこの力を利用すれば、
27÷4=6・・・3 の 6 を示して、
「これ」と言ってから、
27=4×〇+ の 〇 を示して、
「ここ」と言って、
27=4×6+ と書かせてしまいます。
同じように、
27÷4=6・・・3 の 3 を示して、
「これ」と言ってから、
27=4×6+ の を示して、
「ここ」と言って、
27=4×6+3 と書かせてしまいます。
そして、
27=4×6+3 の 4 と、6 を示しながら、
「しろくにじゅうし(4×6=24)」と言ってから、
3 を示して、
「さん、足して、にじゅうしち(27)」と言い、
27=4×6+3 の 27 を示して、
「これ」です。
4×6 を計算して、
3 を足したら、
27=4×6+3 の式のように、
27 になることを教えます。
このようにして、
3 ~ 5 問教えれば、
27÷4=6・・・3 を、
27=4×6+3 のように、
書き換えることに慣れます。
(基本 -258)、(+- -165)、(×÷ -061)