2021年09月25日(土)~2021年10月01日(金)のダイジェスト。

21年09月25日(土)

 

18÷2= を、

2×9=18 から、

18÷2=9 と計算する子が、

嫌そうにモタモタと計算しています。

 

九九の 1 つの段を

6 秒の速さでリードして、

18÷2= の答えを出す見本を見せます。

 

嫌々な気持ちのまま、

九九のスピードを速くできます。

 

 

21年09月26日(日)

 

仮分数を、

帯分数か、整数に変える計算で、

「分からない」と聞かれます。

 

曖昧な聞き方ですが、

こちらの計算を実況中継で見せて、

答えを出してしまいます。

 

こうすれば、子どもは、

「分からない」から、

「分かった」に変わります。

 

 

21年09月27日(月)

 

分数のかけ算で、

途中約分を指定すれば、

計算する前に式を見ようになります。

 

時としてですが、

思いもしない誤解をする子がいます。

 

例えば、

 {\Large\frac{3}{4}}× {\Large\frac{5}{6}}= を、

 \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}1\\\cancel{3}\end{matrix}\,}{4}}× \require{cancel}\displaystyle {\frac{5}{\begin{matrix}\cancel{6}\\2\end{matrix}\,}}= のように、

途中で約分する計算を、

「左上と右下の組を約分する」と理解するような

誤解です。

 

この誤解で、

間違えた計算をしようとしていたら、

正しい計算をリードするだけです。

 

 

21年09月28日(火)

 

13+7= を、

13+7=20 と計算する力の先で、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 13 \\ +\:\:\: 7 \\ \hline \end{array} }} \\ の筆算のたし算を教えます。

 

似ていて、

少し違う計算です。

 

 

21年09月29日(水)

 

 {a^{3}}×a^{5}÷a^{2} を、

 {\Large\frac{{a^{3}}×{a^{5}}}{{a^{2}}}} に書き換える規則を教えます。

 

最初の「 {a^{3}}」は、上(分子)です。

「×」 の後は、上(分子)です。

「÷」 の後は、下(分母)です。

 

 

21年09月30日(木)

 

四則混合の計算は、

計算順を決めてから、

一つ一つの計算の流れをイメージします。

 

 {\Large\frac{1}{2}} {\Large\frac{1}{3}} )×(2- {\Large\frac{2}{7}} )= の計算順は、

① 左のかっこの中の - 、

② 右のかっこの中の - 、

③ かっこの外の × です。

 

1番目の計算  {\Large\frac{1}{2}} {\Large\frac{1}{3}}

計算の流れのイメージは、

「分母を 6 にそろえてから、引く」

このような感じです。

 

このような計算の仕方が習慣になっている子は、

ピンポイントで、

「ここ、どうやるの?」と聞く子です。

 

例えば、

2番目の計算 2- {\Large\frac{2}{7}}

計算の流れをイメージしようとしても、

「どうやるんだった?」となって、

イメージできません。

だから、

「ここ、どうやるの?」と、聞きます。

 

 

21年10月01日(金)

 

8+4= を、

9、10、11、12 と数えて、

答え 12 を出す計算の仕方を、

言葉で説明することができます。

 

説明されて理解できた子が、

自力で計算して、

答えを出したとき、

「こういうことか・・」と、

何かを感じます。

 

この何かを、

言葉で説明して、

教えることはできません。