2021年10月30日(土)~2021年11月05日(金)のダイジェスト。

21年10月30日(土)

 

32÷8=、35÷7=、36÷4=、・・の

答え、4 や、5 や、9 と書いていくスピードを

速くするようにリードします。

 

計算のスピードではありません。

答えを書いていくスピードです。

 

 

21年10月31日(日)

 

9+4= のようなたし算 100問を、

10分以内で計算できるようになれば、

手伝われてであっても、

問題 9+4= と、その答え 13 が、

1つの組として、

子どもの頭に残り始めます。

 

ここを出発点にして、

たし算の答えを瞬時に出す感覚が育ち始めます。

 

 

21年11月01日(月)

 

子どもの主体性の率先力を利用すると決めて、

新しい計算の

筆算のかけ算 {\normalsize{\begin{array}{rr}37\\\:\times\:\:\: 2\\ \hline \end{array}}}\\ を教えます。

 

こちらの計算の実況中継を見せれば、

「自力で計算できるようになりたい・・」と、

子どもは決めていますから、

見て学びます。

 

 

21年11月02日(火)

 

子どもは、「歩くこと」よりも、

「走ること」が好きですから、

計算手順をどうにかつかみ、

モタモタとした計算をしていても、

「走り出す」ような速い計算をしたくて、

うずうずしています。

 

だから、

こちらの速いスピードの計算を見せて、

疑似体験させます。

 

 

21年11月03日(水)

 

筆算のたし算で、

繰り上がりがあるのに  {\normalsize { \begin{array}{rr} 15\\ +\: 15\\ \hline \end{array} }} \\

ないような計算をするミス  {\normalsize { \begin{array}{rr} 15\\ +\: 15\\ \hline\:\:20\end{array} }} \\ や、

繰り上がりがないのに  {\normalsize { \begin{array}{rr} 17\\ +\: 12\\ \hline \end{array} }} \\

あるような計算をするミス  {\normalsize { \begin{array}{rr} 17\\ +\: 12\\ \hline\:\:39\end{array} }} \\ は、

正しい計算をつかむチャンスです。

 

ただそれだけのことです。

 

そして、

正しい計算をつかむチャンスを、

確実にものにさせます。

 

 

21年11月04日(木)

 

11-3= の答え 8 を、

3+8=11 のたし算を利用して探します。

 

3 に何かを足して、

11 にする何かを探すのですから、

子どもは試行錯誤をします。

 

この試行錯誤は、

子どもに強いプレッシャーを感じさせます。

 

そこで、

試行錯誤に取り組む勢いを持つ手伝いをします。

 

 

21年11月05日(金)

 

繰り上がりのある筆算のたし算 10問を、

すべて、繰り上がりを足し忘れています。

 

例えば、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 15 \\ +\: 15 \\ \hline\:\:20\end{array} }} \\ です。

 

10問すべてに付いた「×」を見た子は、

気持ちが落ち込み、

内面に強い負荷が掛かります。

 

これは、

内面を強く育てるチャンスです。