複素数のかけ算の計算を、子どもから聞かれて、次の 1ステップだけをズバリ教えます。聞かれたら、すぐリードし始めて、4~5秒で、子どもに、次の計算を書かせてしまいます。

 {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}= で、

「どうやるの?」と聞かれます。

 

\sqrt{-2\:\:}=\sqrt{2}{i} と、できる子です。

 

 

聞かれたこちらは、

続きの計算だけを、

ズバリ教えます。

 

ものの数秒で、

この子に、「分かった」と納得させるのは、

聞かれてすぐ、

答えを出すために

この次にすることをだけを、

ボソボソと言うことです。

 

これで、

4~5秒後に、

この子は、

分かってしまいます。

 

 

次にすることだけを伝えやすい位置関係は、

子どもと、

こちらが横並びに立っている姿勢です。

 

子どもも、

こちらも立っています。

 

立った姿勢は、

何かを学ぶときの攻めの姿勢です。

主体性で、何かを学び取る姿勢です。

 

この位置関係で、

子どもから、

問題集に書いてある問題

 {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}= を、

「どうやるの?」と聞かれています。

 

こちらは、

子どものことを見ません。

 

子どもから聞かれた問題だけをみます。

即答するためです。

 

そして、

聞かれてすぐに、

「かっこ」、

「に(2)」、

「プラス(+)」、

「ルート(\sqrt{\:\:\:\:})」、

「に(2)」、

「あい(  {\normalsize {i}} )」、

「かっこ」と言います。

 

これは、実例です。

実際に、これだけしか言いません。

 

 

言われたこの子は、

立ったままで、

持っている問題集に、

こちらから言われる順に、

少しずつ式を書いて、

 {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}

 {\normalsize {(2+\sqrt{2}{i})}} です。

 

こちらは、

同じように、

続く式だけを順に言えば、

この子はやはり、

言われる順に少しずつ書いて、

 {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}

 {\normalsize {(2+\sqrt{2}{i})(3+\sqrt{2}{i})}}= と完成します。

 

 

このようにして、

聞かれた問題

 {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}= の

答えを出すために

次にする 1つのステップだけを教えて、

教え終わります。

 

この子は、

このようなこちらの教え方に、

慣れていますから、

「分かった」となって、

続く計算を自力で完成させます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -683)、(分数  {\normalsize {α}} -289)