の計算は、
の「3けた×1けた」と、
の「3けた×1けた」と、
の「3けた×1けた」を、
重ねただけの計算です。
計算すると、
です。
初めの方の計算の流れを、
書き出します。
の 6×5= を探し出して、
6×5=30 と計算して、
答え 30 の 0 を、 と書いて、
3 を繰り上がり数として覚えます。
次に、
の 6×2= を探し出して、
6×2=12 と計算して、
覚えている繰り上がり数 3 を思い出して、
12+3= の計算式を生み出して、
12+3=15 と計算して、
答え 15 の 5 を、 と書いて、
1 を繰り上がり数として覚えます。
次に、
の 6×6= を探し出して、
6×6=36 と計算して、
覚えている繰り上がり数 1 を思い出して、
36+1= の計算式を生み出して、
36+1=37 と計算して、
答え 37 を、 と書きます。
計算の流れの初めの方だけですが、
ここまでで見たように
問題 の中から、
計算を探し出すことや、
繰り上がりのたし算のように、
何もないところから、
計算を生み出すことで、
計算式をハッキリとさせて、
計算して、答えを出して、
答えの一部分か、すべてを、
決められた場所に書くことが、
計算手順の正体です。
計算する計算式を、
問題の中を中心にして見つけ出すことと、
計算して、出した答えの書き方が、
全体の計算の流れとしてつかむことができて、
一定のスピードで、
計算手順を通して利用できるようになったとき、
子どもは、「分かった」と感じます。
(基本 -960)、(×÷
-176)