+==1 と、
計算した子です。
正しくできています。
ですから、
この子に、
計算の一部分 =1 を、
「どうやったの?」と聞きます。
すると、
この子は、
「上と下が同じだから、1」と答えます。
実は、
この子だけではないのです。
「上と下が同じだから、1」と、
言う子が多いのです。
でも、
算数で習う計算は、
たし算(+)と、
ひき算(-)と、
かけ算(×)と、
わり算(÷)の 4種類です。
「上と下が同じ」というような計算を、
算数で習っていないのです。
ではありますが、
1 になる理由を説明しています。
計算は、わり算です。
そのわり算で、
割る数と、
割られる数が同じなのですから、
答えは、1 です。
このように、
理由の説明になりますが、
計算自体を何も説明していません。
「どうやったの?」と、
この子に聞いています。
計算自体を聞いています。
「上と下が同じだから。1」と言われたら、
このことに何も言わないで、
ただ、
=1 の
分子 5 と、分母 5 を、
この順で示しながら、
「これ割るこれは?」と聞きます。
こう聞けば、
この子は、
「1」と答えてくれます。
そして、
「わり算で計算している」のような感じで、
計算自体を、意識します。
これで、
この子は、
「どうやったの?」に、
何を答えるのかを、
少し分かるはずです。
(基本 -985)、(分数 -420)