繰り下がりのある 3けたのひき算に、「分からない」と聞かれたら、「即」、答えの出し方を教えると決めて、待ち構えていたこちらは、「待っていたことが起こった」のですから、瞬時にリードし始めます。

筆算のひき算   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ - \: 186 \\ \hline \end{array} }} \\  を、

「分からない」と聞かれたら、

待ち構えていたように、

「即」、答えの出し方だけをリードします。

 

子どもから聞かれたら、

① 「即」、答えの出し方だけをリードすることと、

② 「自力で答えを出すことへのこだわり」を

育てると、

前もって決めています。

 

つまり、

待ち構えています。

 

 

待ち構えているのですから、

聞かれて、「即」、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ - \: 186 \\ \hline \end{array} }} \\  の 4 と 6 を示して、

「4-6=、引けない」、

「14-6=8」と言って、

6 の真下を、

無言で示します。

 

待ち構えているこちらに、

「即」、このようにリードされたら、

子どもも、「即」、

リードされた答え 8 を、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ -\: 186\\ \hline \:\:\:\:8\end{array} }} \\  と書きます。

 

 

聞かれたら「即」リードすると

決めていますから、

リードを続けて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ -\: 186\\ \hline \:\:\:\:8\end{array} }} \\  の 0 を示して、

「1 減って、9」、

0 の真下の 8 を示して、

「9-8=1」と言って、

8 の真下を、無言で示します。

 

ただ、答えの出し方を

見せられているだけの子どもは、

自力で何とかしたい気持ちが強くなり、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ -\: 186\\ \hline \:\:18\end{array} }} \\  と書きます。

 

 

「即」、答えの出し方をリードすると、

待ち構えていたこちらは、

リードを続けます。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ -\: 186\\ \hline \:\:18\end{array} }} \\  の 5 を示して、

「1 減って、4」、

5 の真下の 1 を示して、

「4-1=3」と言って、

1 の真下を、無言で示します。

 

「自力で答えを出すこと」に、

強く動機付けられた子は、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ -\: 186\\ \hline 318\end{array} }} \\  と書きます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -999)、(+-  {\normalsize {α}} -531)