答えの出し方だけを、実況中継型リードで、見せて教えることで、子どもの内面の自分をリードするリーダーが育ちます。分数のたし算を正しくできた子に、その一部分だけの計算の仕方を聞くと、この部分だけの計算を教えてくれる子です。

分数のたし算を、

 {\Large\frac{4}{5}}+1 {\Large\frac{1}{5}}=3 {\Large\frac{5}{5}}=4  と正しくできた子に、

「合っている」と伝えてから、

一部分  2 {\Large\frac{4}{5}}+1 {\Large\frac{1}{5}}=  を隠して、

残りの部分  3 {\Large\frac{5}{5}}=4  だけが見えるようにして、

「ここから、ここ?」と、

この子に聞きます。

 

「ここから、ここ?」で、

子どもには通じます。

 

「ここから、ここ、どうやったの?」のように、

「どうやったの」を言わなくても、

子どもには通じます。

 

 

この子は、

ずばり、

聞かれたことだけを答えます。

 

 {\Large\frac{5}{5}}=4  の  {\Large\frac{5}{5}} を、

「5÷5=1」としてから、

「3+1=4」としたことを、

教えてくれます。

 

「ここから、ここですか?」のように、

聞き返して、

確認しません。

 

「ここから、ここ?」と、

聞いてすぐ、

自分がした計算を教えてくれます。

 

この子をリードする

この子の内面のリーダーが、

確実に育っている子です。

 

こちらの答えの出し方を、

実況中継型リードで、

見せるだけの教え方をすることで、

年単位の時間が掛かりますが、

子どもの内面の自分をリードするリーダーを、

育てることができるようです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -998)、(分数  {\normalsize {α}} -425)