単項式の乗除の計算は、シンプルなルールです。ルールに使い慣れるまで、確実にルールを追うようにします。

算数や数学の計算問題の

答えを出す体験を通して、

子どもは、

体験知を得る自分育てをしています。

 

自力で答えを出すことで、

子どもは、体験知を得ます。

 

つまり、

子どもの内面のリーダーが、

子ども自身をリードして、

算数や数学の計算問題の答えを出します。

 

子どもの内面のリーダーが、

子ども自身をリードすることができるから、

自力で答えを出すことができます。

 

 

さて、

数学の計算問題に、

5a×5=  や、

3x÷x=  や、

 {\normalsize {2a÷5ab×b^{2}}}=  があります。

 

シンプルなルールで計算します。

 

× だけでしたら、

そのまま掛けます。

 

÷ が、1つでもあれば、

「最初が、上」、

「× の次は、上」、

「÷ の次は、下」で、

全体を分数に書き換えます。

 

これだけのルールです。

 

 

ルールを理解して、

覚える学びではありません。

 

子どもの内面のリーダーが、

このシンプルなルールを使って、

子ども自身をリードして、

5a×5=  や、

3x÷x=  や、

 {\normalsize {2a÷5ab×b^{2}}}=  を、

自力で計算する学びです。

 

子どもの内面のリーダーが、

このシンプルなルールを使って、

子ども自身をリードするためには、

使い慣れる必要があります。

 

使い慣れるまでは、

シンプルなルールを、

子どもの内面のリーダーは、

「こうする」、

「こうする」と、

自らをしつけるようにします。

 

 

5a×5=  でしたら、

子どもの内面のリーダーは、

問題を見て、

「× だけだから、そのまま掛ける」と、

「こうする」の内容を決めます。

 

こうしてから、

子ども自身をリードして、

5a×5=25a  と計算します。

 

3x÷x=  でしたら、

やはり、子どもの内面のリーダーは、

問題を見て、

÷ が、1つだから、

「最初が、上」、

「÷ の次は、下」で、

全体を分数に書き換えることが、

「こうする」の内容と決めます。

 

こうしてから、

子ども自身をリードして、

3x÷x= {\Large\frac{3x}{x}}  と書き換えます。

 

 {\normalsize {2a÷5ab×b^{2}}}=  でしたら、

やはり、子どもの内面のリーダーは、

問題を見て、

÷ が、1つあるから、

「最初が、上」、

「× の次は、上」、

「÷ の次は、下」で、

全体を分数に書き換えることが、

「こうする」の内容と決めます。

 

こうしてから、

子ども自身をリードして、

 {\normalsize {2a÷5ab×b^{2}}} {\Large\frac{2a×{b^{2}}}{5ab}}=  と書き換えます。

 

子どもの内面のリーダーが、

このシンプルなルールを使い慣れれば、

「こうする」の内容を決めることなく、

とても自然に使うようになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1064)、(分数  {\normalsize {α}} -444)