子どもの内面に、子ども自身をリードするもう一人の自分を認めれば、子どもへの教え方が、向上します。共通分母の探し方を例にします。

 {\Large\frac{7}{10}}+0.05=3 {\Large\frac{7}{10}} {\Large\frac{1}{20}}=3 {\Large\frac{\:\:\:}{200}} {\Large\frac{\:\:\:}{200}}  と、

途中まで計算して、

「これでいいの?」と聞きます。

 

子どもの内面のリーダーが、

子ども自身をリードしていて、

「リードの仕方が違っているらしい・・・」と、

気になったようです。

 

ここまで、

自力で計算しています。

 

子どもの内面のリーダーが、

子ども自身をリードしています。

 

 {\Large\frac{\:\:\:}{200}} {\Large\frac{\:\:\:}{200}}  までリードして、

「おかしい?」、

「分母が大きすぎる」と、

気になったようです。

 

そして、

「これでいいの?」と聞きます。

 

 

「これでいいの?」と聞いたのは、

子どもです。

 

自主的な質問です。

 

子どもの内面のリーダーが、

子どもをリードして、

「リードの仕方を教えてください」と聞いて、

教えてもらおうとしています。

 

ですから、

 {\Large\frac{7}{10}} {\Large\frac{1}{20}}  から、

 {\Large\frac{\:\:\:}{200}} {\Large\frac{\:\:\:}{200}}  の

リードの仕方だけを、

教えます。

 

 

聞いているのは、

子どもの内面のリーダーです。

 

子ども自身のリードの仕方を聞いています。

 

こちらが、

こちら自身をリードしている様子を見せて、

この子の質問、

「これでいいの?」に答えます。

 

 {\Large\frac{7}{10}} {\Large\frac{1}{20}}  の

大きい方の分母 20 を示して、

「これ、割る・・・」、

小さい方の分母 10 を示して、

「これ、割り切れる」、

「下、20」です。

 

こちらが、

共通分母 20 を探し出したリードの仕方を、

この子をリードするリーダーが見て、

「あぁ、そうだった」のような感じになれば、

こちらと同じようなリードを、

子ども自身にリードできます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1052)、(分数  {\normalsize {α}} -436)