「リードできるから、リードしてしまう」ようになれば、仮分数と小数の混ざった四則混合の答えを出せます。

 {\Large\frac{20}{7}}-2.8)÷(  {\Large\frac{5}{3}}-1.6)=  を、

3回目になり、

自力で答えを出すことができるはずなのに、

そうしない子です。

 

 {\Large\frac{20}{7}}-2.8)÷(  {\Large\frac{5}{3}}-1.6)=  の計算順を、

① 左のかっこの中の - 、

② 右のかっこの中の - 、

③ かっこの外の ÷ と決めることができます。

 

 

左のかっこの中のひき算を、

計算できるはずです。

 

仮分数  {\Large\frac{20}{7}} の分子 20 を、

分母 7 で割り、

20÷7=2・・・6  と計算してから、

 {\Large\frac{20}{7}}=2 {\Large\frac{6}{7}}  と、

帯分数に書き換えます。

 

小数 2.8 を、

2.8=2 {\Large\frac{8}{10}}=2 {\Large\frac{4}{5}}  と、

帯分数に書き換えます。

 

それから、

 {\Large\frac{6}{7}}-2 {\Large\frac{4}{5}}=2 {\Large\frac{30}{35}}-2 {\Large\frac{28}{35}} {\Large\frac{2}{35}}  のように、

通分してから引きます。

 

できるはずなのに、

しない子です。

 

 

この子の内面の

この子自身をリードするリーダーは、

計算順を決めるリードをできます。

 

仮分数を、

帯分数に書き換えるリードをできます。

 

小数を、

帯分数に書き換えるリードをできます。

 

分母が不ぞろいの帯分数のひき算を、

通分してから引くリードをできます。

 

このようにリードできるのに、

リードしませんから、

自力で答えを出すことができません。

 

 

だから、

リードできるのなら、

リードしてしまう様子を、

こちら自身をリードすることで見せてしまいます。

 

「リードできるけれども、

今は、気が乗らないから、

リードしない」ではなくて、

「リードできるから、

リードしてしまう」様子を

繰り返し見せてしまいます。

 

こうしていると必ず、

子どもの内面のリーダーが、

「リードできるから、

リードしてしまう」リーダーに変身します。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1054)、(分数  {\normalsize {α}} -438)