見本 : =3 を見て、
問題 : = を計算します。
このような学び方を、
シンプルにリードします。
見本を示して、
「見て」と言い、
問題を示して、
「やって!」と誘います。
子どもが、
=2 と計算した後、
「どうやったの?」と聞きます。
「見て、やって!」、
「どうやったの?」は、
子どもの計算をリードする
子どもの内面のリーダーが、
まねし易い文言です。
子どもの内面のリーダーが、
自分自身をリードするときに、
すぐにまねすることができます。
を解く前の子に、
「どうする?」と聞きます。
子どもは、
x と、y の前に付いている数(係数)だけを、
のように見て、
「 y を消す」、
「1 番目と、2 番目の式を足す」のように
教えてくれます。
「どうする?」の文言は、
子どもの内面のリーダーが、
すぐにまねして使うことができます。
を解く前にも、
「どうする?」と聞きます。
子どもは、
1 番目の式が、
の形ではなくて、
の形をしていることを見て、
「1 番目を、2 番目の式に代入する」のように
教えてくれます。
「どうする?」の文言を、
子どもは、
まねして使うことができます。
さて、
このようなシンプルなリードを、
少し踏み込んで考えます。
こちらが、
子どもに、
「どうする?」と聞いています。
ですが、
こちらから聞かれるまでもなく、
子ども自身、
内面で、
自分が、自分に、
「どうする?」と聞くことができます。
つまり、
こちらが、
子どもに、
「どうする?」と聞いていることと、
同じことを、
子どもは自力ですることができます。
例えば、
を解くとき、
子どもが、子ども自身に、
「どうする?」と聞きます。
聞かれた子どもは、
聞いた子どもに、
のような形にする・・のように、
教えます。
自分が、
自分に、教えています。
こちらが取り込まれていると考えることもできます。
実は、
「見て、やって!」、
「どうやったの?」も、
子どもが自力ですることができます。
(基本 -379)、(分数 -140)