の答えの出し方を、
こちらの実況中継型リードを見せて教えます。
小数点が見えていますが、
見えていても見ない目で
小数点以外の だけを見て、
「4×8=32」、
「4×3=12」、
「12+3=15」、
「5×8=40」、
「5×3=15」、
「15+4=19」と、
計算だけを次々にリードして、
こちらが出した答えを子どもに書かせながら、
と計算します。
続いて、
小数点だけを見て、
小数点を動かします。
の
問題部分の の
0.38 の小数点( .)を、
ペン先で示して、
右に、「いち、に」と言いながら、
ペン先を右に
0.38 の 8 の右まで動かします。
ペン先を動かすだけですから、
小数点は、
0.38 に書いてあるままです。
0.38. と、
8 の右に、
小数点( .)を書きません。
すぐ次の 0.54 の小数点( .)を、
ペン先で示して、
右に、「さん、し」と言いながら、
ペン先を右に
0.54 の 4 の右まで動かします。
0.38 で、「いち、に」、
0.54 で、「さん、し」です。
それから、
の答え 2052 の
右の 2 の右をペン先で示して、
「いち、に、さん、し」と言いながら、
ここから、左の方にペン先を動かして、
「ここ、点( .)」と言って、
その左の余白を示して、
「ゼロ(0)」と言います。
リードされた子は、
小数点( .)と、
0 を、書いて、
にします。
このような雑と思われる教え方は、
子どもに多くの謎を残しますから、
子どもは謎解きに夢中になります。
謎解きをさせれば、
自力で謎を解きます。
そして、
この 1問だけでも、
かなりの子が、
「なるほど、こうするのか!」と、
答えの出し方をつかみます。
(基本 -1275)、(分数
-507)
関連:2023年05月06日の私のブログ記事
「小数点の付いた数の筆算のかけ算は、
小数点を無視して計算して、
後から、
小数点だけを動かします」。