や、
や、
は、
繰り下がりあるひき算です。
これらのひき算の引く数を、
〇〇 に置き換えると、
繰り下がりのあるひき算の虫食い算になります。
や、
や、
です。
また、
は、
繰り下がりのないひき算です。
引く数を、〇〇 に置き換えると、
繰り下がりのないひき算の虫食い算になります。
です。
さて、
繰り下がりのあるひき算の虫食い算
と、
繰り下がりのないひき算の虫食い算
の一の位を見比べます。
は、
繰り下がりのあるひき算の虫食い算の一の位で、
は、
繰り下がりのないひき算の虫食い算の一の位です。
このように並べると、
から、
一の位のひき算は、
6-〇=4 ですから、
〇 が、2 とすぐ見つかります。
でも、
の一の位のひき算は、
6-〇=9 ですから、
6 から、何か(〇)を引いて、
6 よりも大きな 9 にするのですから、
見つけられないのです。
「引くことができない」ではなくて、
「引くことができるようにするには、
どうしたらよいのか?」ですから、
6-〇=9 を、
16-〇=9 に変えることで、
引くことができるようにします。
これは、
繰り下がりのひき算そのものです。
子どもが、
「あぁ、そうか!」となるようにリードするのが、
「6-〇=9 は、引けない」、
「16-〇=9 の 〇 、7」と、
これだけを言うことです。
このような教え方で、
その子に必要な問題数を教えれば、
必ず、
繰り下がりのひき算と結び付いて、
「あぁ、そうか!」となります。
(基本 -1276)、(+- -695)
関連:2023年05月07日の私のブログ記事
「繰り下がりのある虫食い算のひき算は、
シンプルなパターンで計算できます。
子どもが、「あぁ、こうするのか」と、
パターンをつかむこと自体、
子どもの体験知です。
このような体験知が、
自力で計算する源です」。