虫食い算 を見て、
繰り下がりのあるひき算の虫食い算だと
気付くことができれば、
繰り下がりのあるひき算 と、
同じように計算できます。
気付くためにすることは、
の一の位の
上の数 5 よりも
下の数(答え) 6 の方が
大きいことを見るだけです。
の計算問題の部分は、
です。
56 は答えです。
の答えの出し方は、
まず、一の位を上から下に見て、
5-〇= と引きます。
この 5-〇= の答えが、
の下に書いてある 56 の
一の位の 6 です。
ですから、
5-〇=6 になるような 〇 を探すのが
この虫食い算 の計算です。
でも、
算数では、
5 から、何かを引くと、
5 以下になります。
5-〇=6 になる 〇 は、
算数では、見つかりません。
ですから、
繰り下がり計算のように、
15-〇=6 で探すと、
9 が見つかります。
このような話です。
でも、このような話を長々とすると、
子どもに嫌がられて、
途中から聞いてもらえなくなります。
聞いている振りをするでしょうが、
聞いてはいないようです。
だから、このような話を一切やめて、
の一の位の 〇 を示して、
「ここ、く(9)」と言って、
85 の 5 と、
一の位の 〇 と、
56 の 6 を順に示しながら、
「15-9=6」と言うだけの教え方をします。
もちろん間違いなく、
子どもの頭に、
「?」が浮かび、
真剣になって考え始めます。
「9 なの?」のような謎を解くために
考え始めます。
(基本 -1262)、(+- -687)
関連:2023年04月26日の私のブログ記事
「繰り下がり計算のある虫食い算は、
虫食い算ではない繰り下がりのひき算と、
同じように計算するだけです」。