仮分数 を、整数 10 や、
仮分数 を、帯分数 4
に直すとき、
わり算を使います。
を、50÷5=10 と、
を、22÷5=4・・・2 と、
わり算で計算します。
これは自然な計算です。
このことから、
分数= とわり算の関係は、
分子÷分母となるのですが、
=10 や、
=4
と計算できることから、
分数とわり算の関係に気付くことは、
かなり難しいようです。
このことに、
子どもが自力で気付くことができる助けとして、
見本 : =4 を見て、まねして、
問題 = を計算させます。
そして、
=2 と計算できた子に、
「どうやったの?」と聞きます。
すると、
子どもは、わり算で計算したことを、
さまざまな言い方で説明してくれます。
「8÷4」と、
わり算そのものを説明する子がいます。
「これ割るこれ」と、
分子と分母を示す子がいます。
「わり算」とだけ説明する子もいます。
さまざまです。
ここまで手助けしても、
子どもが自力で、
分数= とわり算の関係は、
分子÷分母と気付く子は少ないようです。
仮分数を
整数や、帯分数に書き換えるときの計算が、
わり算だと理解するようです。
ですから、
分数= が、
のような真分数になると、
分子÷分母と理解できないようです。
(基本 -1342)、(分数
-534)
関連:2023年07月01日の私のブログ記事
「仮分数を整数に変える計算は、
わり算を使います。
これから、わり算と分数の関係に
気付かせることができます」。