暗算形式のわり算 24÷2= は、筆算形式に書き直しても、割る数 2 が、左に動くだけの違いです。筆算形式を急がなくてもいいのです。

わり算は、

暗算形式であろうが、

筆算形式であろうが、

同じような感じの式です。

 

暗算形式であれば、

割る数が、右に書いてあります。

 

例えば、

24÷2=  のように、

割る数 2 が右に書いてあります。

 

 

筆算形式になると、

右に書いてある 2 が、

左に動くだけです。

 

例えば、

 {\normalsize {\begin{array}{rcc} \\ 2 \overline{\kern-2pt \,{\big)} \kern2pt \hspace{-0.1cm} 24\:\:\:\:\:} \\ \end{array}}}\\  のように、

割る数 2 が左にあります。

 

 

筆算のたし算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 48 \\ +\: 54 \\ \hline \end{array} }} \\  であれば、

筆算形式は、上下に並びます。

暗算形式の  48+54=  のような左右の並びと、

見た目が大きく違います。

 

わり算では、

暗算形式の  24÷2=  と、

筆算形式の   {\normalsize {\begin{array}{rcc} \\ 2 \overline{\kern-2pt \,{\big)} \kern2pt \hspace{-0.1cm} 24\:\:\:\:\:} \\ \end{array}}}\\  は、

どちらも横並びですから、

見た目の違いはほとんどありません。

 

 

わり算の筆算形式が、

暗算形式とほとんど違わない形ですから、

当然、

計算自体もほぼ同じようになります。

 

ですから、

筆算形式のわり算を

急がなくてもいいのです。

 

16÷2=8  のような

九九の逆で計算できるわり算の延長として、

24÷2=  の答えの出し方を教えます。

 

 

16÷2=  でしたら、

2×8=16  と、

九九を 1回利用すれば、

16÷2=8  と計算できます。

 

24÷2=  でしたら、

2×1=2  と、

2×2=4  の 2回、九九を利用して、

24÷2=12  と計算します。

 

延長なのです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1353)、(+-  {\normalsize {α}} -741)

(×÷  {\normalsize {α}} -240)

 

関連:2023年07月11日の私のブログ記事

「24÷2=  や、40÷10=  の答えの出し方を、

筆算のわり算を習う前の子に、

教えることができます」。