×+×= の式を見て、
+==1 が思い浮かび、
「と言うことは・・・」と少し考えることができれば、
×+×= と、すぐに答えを出せます。
また、×4-= の式を見て、
4-1=3 になっていることを思い付き、
「と言うことは・・・」と少し考えることができれば、
×3 と同じことを導けて、
×4-=×3=2 と、
すぐに答えを出せます。
と、
このようなことを読んで理解できたら、
教える体験の裏付けがありませんから、
知っただけの学習知です。
実際に、
×+×= と、すぐに答えを出す子や、
×4-=×3=2 と、計算する子に、
出会うことができたら、
「どうやったの?」と聞くべきです。
「教えて欲しい」の気持ちから聞けば、
子どもは、
自分の計算を教えてくれます。
例えば、
「あのね、これと、これが、同じだから、・・・」や、
「これと、これを、足せば、・・・」や、
「これは、1個、こっちが、4個・・・」のように、
具体的に教えてくれます。
「どうやったの?」と聞かれた子は、
聞かれたことが嬉しいのです。
このような子どもの反応が、
すべて体験知です。
(基本 -1427)、(分数 -570)
関連:2023年09月25日の私のブログ記事
「特にできる子を、そうと知らずに
見逃すことがないように、式の形を観れば、
すぐに答えを出せる四則混合を練習させます。
暗算で答えを出せなくていいのです。でも、
暗算で答えを出す力のある子を、
見逃したくないのです」。