3+1= の 3 を
ペン先で、無言で示して、
「さん」と声に出して言って、
1 を、無言で示して、
「し」と声に出して言って、
= の右の余白を、無言で示して、
「ここ、し(4)」と声に出して言います。
示すことを無言で行う理由は、
こちらの視線の対象を教えたいためです。
視線に、音はありません。
無言です。
と、
このようなことを読んで理解できたら、
教える体験の裏付けがありませんから、
知っただけの学習知です。
1 を足すたし算を、
初めて習う子に、
同じような実況中継型リードで教えます。
何を見ているのかを教えるとき、
その対象を、
無言で示すだけにします。
この教え方で、
子どもはさまざまな反応をします。
例えば、
「もうできる」と言ってくれるまでの問題数や、
教えているこちらが、
「もうできそうだが」と感じる問題数や、
子どもの自己評価と
こちらの評価との問題数の違いなどです。
これらすべてが、
実際に教える体験から得る体験知です。
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関連:2023年09月23日の私のブログ記事
「3 を無言で示して、「さん」と声に出して言い・・・
のような説明文をガイドに、
同じような指導をしようとすると、
「無言で示す」ことと、「声に出して言う」ことの
関係を知りたくなるはずです」。