この「はてなブログ」は、
算数や数学の計算問題の
答えの出し方の学習知を得るための
ガイドではありません。
子どもに答えの出し方を
伝授するような教え方で、
子どもが自力で、
答えを出せるようにして、
答えを出す体験を通して、
「あぁ、なるほど」、
「このようにして答えを出すのか」のような
体験知を得させてしまうための
具体的なガイドになっています。
例えば、
8+4= で集中が切れて
計算から離れている子に、
切れている集中をそのまま放置して、
突然に割り込み、
8 を示して、
「はち」と声に出して読み、
4 を示して、
「く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と
声に出して数えて、
= の右を示して、
「じゅうに(12)」と声に出して言い、
このようなこちらのリードを
見て聞いている子に、
8+4=12 と書かせてしまうガイドです。
このガイドを
お読みになれば、
集中の切れている子の指導を、
理解できるでしょうから、
学習知を得ることになります。
でも、
このような学習知を得ることが、
このブログの目的ではないのです。
お読みになってから、
なるほどと、
集中の切れている子への
指導の仕方を理解して、
実際に、
集中が切れている子を目の前にして、
同じような指導を行うことで、
「なるほど」、
「切れている集中を放置して」、
「いきなり答えの出し方だけをリードすれば」、
「子どもは、自ら集中を戻して、
8+4=12」と、書かせる体験をした後、
「子どものリードの仕方が
分かったよ」となるような
体験知を得ることです。
答えの出し方を習得する子どもも、
子どもをリードするこちらも、
共に体験知を得るようなガイドを
このブログで紹介しています。
つまり、
大げさな言い方をすれば、
今を生きる子どもと、
その子どもをリードするこちら向けの
リードの仕方を示す具体的なガイドです。
あるいは、
子どもを指導する
学習知は知性で得ますが、
体験知は、
ガイドを読むことで、
そうすることの価値や効果性を、
「何か良さそうな気がする・・・」と、
先に信じられることを支えにして、
同じような指導を追体験することができて、
体験を通して、
「なるほど」、
「こうすればリードできるのだ」のような
プロセスを経て得ることになります。
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