主役の子どもに、
台本を渡さないで、
即興で演じさせる教え方を
読んで理解して知れば、
学習知です。
読んで理解する体験だけで、
子どもに教える体験をしていませんから
学習知です。
3+1= や、
6+1= や、
2+1= や、
5+1= や、
8+1= のように、
1 を足すたし算が初めての子に、
実況中継型リードで教えます。
例えば、
3+1= の 3 を示して、
「さん」と声に出して言って、
1 を示して、
「し」と声に出して言って、
= の右を示して、
「ここ、し」と声に出して言うリードです。
そして、こちらは、
このような実況中継型リードを
台本として持っていますが、
子どもには、
台本を渡しません。
つまり、
「3 を見て、『さん』と読みます」、
「1 を見て、1回、数えます」、
「さん(3)から、1回数えると、し(4)です」と、
言葉で説明したら、
台本を渡してしまいます。
言葉で説明しなければ、
子どもは、台本なしになります。
このようにして、こちらは、
台本通りの実況中継型リードで教えます。
そして、
5問、10問と、
台本通りの実況中継型リードを見せるだけで、
「分かった」、「自分でできる」と、
子どもは言ってくれます。
このような指導を
実際に行っているのですから、
「分かった」、「自分でできる」となるまでの
子どものさまざまな変化を
目の当たりに見ることで、
こちらは多くの体験知を得ることができます。
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関連:2023年09月07日の私のブログ記事
「主役の子どもは、台本なしの即興芝居で演じて、
台本を持つ脇役のこちらが演じる手伝いに
リードされて、自分を育ててしまう二人芝居で、
1 を足すたし算の答えを、
自力で出せるようになります」。